厚生労働省 170万件の食品データの大まかな統計

厚生労働省が発表する、食品に含まれる放射能測定データは、2011年3月15日以降、各自治体で検査体制が整い次第測定が開始され、それを取りまとめて公開されています。

2017年3月末までに公開されているデータに、一部東京電力が測定し発表している福島県などの食品のデータをあわせたものを今回入手し、統計に着手しました。1,703,468件。(2011年3月〜2017年3月まで

データの数が膨大であることと、各自治体で入力されたデータを統合したものであることから、食品カテゴリーの分類法が時により自治体によって異なっていたり、食品名の入力規則が統一されておらず表記揺れがあり、簡単に統計を取るための基礎データとして利用することは困難でした。

データサイトの測定データとの比較もしたいと考えていますが、現在のところ、食品カテゴリーと食品名という分類しかなく、例えば「葉菜類」や「米類」「いも類」などの分類に沿ったデータをまとめて取り出すことができないことから、詳細な比較・解析にはまだ取り組めていません。

(玄米、桃、山菜、野生生物 の4品目については、「厚労省データとデータサイトの食品データの掛け合わせ解析(玄米・桃・きのこ類・山菜)」のコーナーで解析しています。ぜひご覧ください)

ここでは、その膨大な約170万件のデータの統計をみていきます。

 

 

 

都道府県別

 

 

福島県のデータが最も多く約22万件、宮城県17万9千件、栃木県17万2千件・・・となっています。

 

 

カテゴリー別

 

厚生労働省のデータは、11の食品カテゴリーと約7,000の食品名という分類しかなく、11の食品カテゴリーのさらなる細かな分類(例えば畜産物でいう、牛肉・豚肉・鶏肉・野鳥・野生鳥獣類といった区分)はありません。そこで、ここでは11の食品カテゴリー別の割合をみます。

円グラフでパーセンテージを見ると以下のようになります。畜産物がほぼ70%を占めています。これは牛肉の全頭検査が行われていることを反映しています。

 

 

 

 

月別検体数

 

事故後開始した食品検査は、徐々にそれぞれの自治体での検査体制が整うにつれ増加していったことがわかります。

その後は、月により増減はあるものの、概ね毎月2万件〜3万件の間で推移しています。