東京電力福島第一原発事故の概要

 

2011年3月11日に起きた東日本大震災(日本観測至上最大規模:マグニチュード9.0)により、福島県に設置された東京電力福島第一原発の原子炉が3基同時にメルトダウンした人類初の原発事故です。IAEA(国際原子力機関)が定める原発事故の国際評価尺度(INES)では、最悪レベルの“深刻な事故”を指す「レベル7」とされました。放射能の総放出量はセシウム137の量で15,000テラベクレルとも言われ、広島原爆と比較して168.5発分という算定があります(平成23年8月26日、原子力安全・保安院)。


出典:NHK

 

 

出典:Air Photo Service Co. Ltd

 

 

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原発事故は、日本国内において現在でも非常事態宣言が継続しています。原発から出る汚染水もどんどんたまり、また海へと流れています。今でも毎日多くの人が事故の後始末のため高線量の現場で作業に従事しています。

安倍首相は福島第一原発について「アンダーコントロール」と世界に向けて発言をしましたが、放射能は毎時48万ベクレル(2017年11月東京電力データ)がいまだに出続けています。汚染水は大量に溜まり続け、海へと漏洩しており、放射能を封じ込めることなどできず、燃料デブリの取り出し方法さえ確立できていません。

東北から関東の各地では放射能に汚染したあらゆるものをフレコンバッグに詰め、生活空間や運動場などのすぐ横にも積み上げられています。

2020年のオリンピックの種目によっては、そのような汚染物を一時的に別の場所に移して行なわれる予定となっているものがあります。