取り組んでいるプロジェクト

原子力災害に備えるための実践体験学習 講座、受講生募集!

『原子力災害』から命と健康を守るには、これまで自然災害時に経験・蓄積した知識は役に立ちません。なぜならば、『原子力災害』では災害を五感で感じることができない放射線とそれによる被ばく被害が生じるからです。
福島原発事故を経験し多くの教訓を得たにもかかわらず、公助として示された原子力防災の内容は事故以前と何ら変わらず、相変わらず住民の被ばく防護を軽視した内容です。
この企画研修では、放射線と放射性物質の種類、放射線に応じた測定法、被ばく防護法等の基礎事項を確かな知識として学び、原子力災害被災地での実践研修を通じて測定技術の習得と被ばく防護への対応力を身につけた自助共助のリーダ的人材の育成を目的としています。

ZOOM(オンライン+テキスト)による基礎学習と、宿泊方実地研修の2つのコースを用意しました。
(1)のみ参加、または(1)と(2)両方の参加、いずれかを選んでお申し込みください。
*実地研修に参加する方は必ず事前基礎学習の受講が必要です。

(1)Zoomによる事前基礎学習(2025年2月)
募集人数制限なし(基礎学習のみの受講可能)
全8回(各週2回×4週)土曜日pm 7~9 (2コマ実施)
※参加費2,000円(教材費、送料)

(2)宿泊型実地研修(2025年3月22日-23日、1泊2日)
受け入れ人数最大15人(事前基礎学習の受講必須)
※参加費10,000円(宿泊費、防護資材費、現地移動費が含まれます。)
※現地集合場所(福島県JR郡山駅)までの交通費は自己負担願います。

申込方法:
「1基礎学習と2実地研修の両方参加」「1基礎学習のみ参加」を明確した上で、参加者氏名、送付先
住所、連絡先メールアドレス、電話番号をメール(minnanods@gmail.com)にて2025年1月15日までにお知らせください。
参加費の納入方法については事務局からご連絡いたします。

事前基礎研修と実地研修の全てを修了され、確認検定を通過された方にはNPO法人みんなのデータサイト 「放射線被ばく防護士」の認定証を発行させていただきます。



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2023年度に 技能継承事業 としてスタートした、「市民測定室のつくり方」プロジェクト。
 ガイドブック『市民放射能測定室の作り方(仮題)』の出版に向けたプロジェクトです。

<1年目の実績>
 東京電力福島第一原発事故の後、日本各地で市民放射能測定室が立ち上がった。そこでは資金や資源の制約のもとで、そして試行錯誤を通じて、測定方法と測定室運営に関する様々なノウハウが蓄積された。しかし現在は高齢化や後継者不足で閉室するところも少なくなく、このままでは貴重なノウハウは継承されずに終わってしまう。本調査研究では、そのノウハウの詳細を明らかにしたうえで、市民が広く共有できるようにガイドブック『市民放射能測定室の作り方(仮題)』を作成する。
 今年度は、測定室の立ち上げ時から現在までの諸課題について尋ねる詳細なアンケート調査とインタビュー調査を行った。
 アンケート送付 84測定室
 アンケート回答 42測定室
 インタビュー実施 22測定室(訪問・ZOOM)

現在、1年目の調査の中間報告を取りまとめているところです。
取りまとめましたら、アンケートにご協力いただいた測定室や皆様にご報告します。
今しばらくお待ちください!





元帰還困難区域等の浜通り地域および他都道府県を含め、掃除機ゴミの放射能測定プロジェクトを発足しました。
2024年は測定手法の確立を探りながら、試験的なサンプリング・測定を行なっています。
あがのラボで、標準検体の作成を試行中です。
福島ラボで1検体を検出器に対しての順置きと天地を反対にしての逆置きで試験測定を実施しました。
Cラボで 試験測定を数検体実施。

賛助会員向けのニュースレターでサンプリングの募集を呼びかけました。