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【開催報告】3/29 ~知ろう!測ろう!つながろう!~ 東日本土壌ベクレル測定プロジェクト 第1回測定室&市民交流会

3月29日、掲題のイベントを水道橋YMCAにて開催いたしました。


当日は、北は北海道・南は九州から16の「みんなのデータサイト」参加測定室と一般の方あわせて70名を超える参加がありました。一般の参加者の多くは関東地方からの参加でしたが、遠くは四国からわざわざ当イベントの事を知って駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。
人々がつながり合える貴重な第一歩となりましたことを深く感謝申し上げます。



以下、当日の模様を簡単にご報告申し上げます。


今年始めに、みんなのデータサイト内に登録された食品測定データは1万件を突破しました。今回は、そのデータを解析し、セシウムの検出傾向を大沼章子から解説しました。質疑応答の時間にも活発な質問がありました。


また1万件目のデータを登録した、「かねがさき放射能市民測定室」を表彰させていただき、記念品としてマリネリくんポロシャツを贈呈しました。




次に「東日本土壌ベクレルプロジェクト」についての説明や、実際の土壌の採取方法、これまでに測定したデータについて実際にサイトでどのように公開をしているのかをご案内しました。
実際に、既に採取をスタートしている地域の採取グループの方々、測定を担当している測定室からもそれぞれ、どのように取り組んでいるのかなど具体的な事例を発表をしていただきました。
これから、採取をしてみようと思われている方々へのヒントになれば幸いです。


後半は、分科会形式で4つのグループに分かれて、人々が意見交換をしたりつながり合う時間になりました。どのグループも、膝を突き合わせて活発な意見交換、交流が出来たようです。




1人で取り組めば測定結果は「点」ですが、人々がつながり合う事で、点と点が結ばれて線になり、線が増えればそれはやがて面になる・・・。
このプロジェクトを進めて、未来の子どもたちのために記録を遺そう、自分たちの身近な場所の様子を知ってつなげて東日本全体の様子を知ろう。そんな共通の思いで結ばれた、温かいひとときとなりました。


今後約1年間で、あと1500カ所の土壌を採取・測定していくという、壮大なプロジェクト。
絵空事と笑う人もいそうなこのプロジェクトですが、お一人お一人のお力を借りながら
前に進めて、地図をつくりたい。それはきっと、今なお放射能による被害や不安、賠償の無い暮らしなど、さまざまに苦しんでいらっしゃる人々のために「山を動かす」ことにもなるのではないかと思っています。


お忙しい中、ご参加くださったみなさまに深くお礼申し上げますとともに、ご来場いただけなかった方々にも、是非今後も当プロジェクトにご関心をお寄せいただき、応援していただけましたら幸いです。

みんなのデータサイト土壌プロジェクトのページはこちらhttp://www.minnanods.net/soil/






お詫びと訂正:当日配布したホチキス止めの資料の最後のページ、測定室一覧表に一部誤りがありました。お詫び申し上げます。(訂正箇所: 福島の測定室名が正しくは、「NPO法人ふくしま30年プロジェクト」 です。 また名古屋Cラボの住所・メールアドレス等が変更になっています)
以下のURLから最新版がダウンロードできます。お手数ですが差し替えをお願い申し上げます。


https://drive.google.com/open?id=0B-NRWsm0WBc0MzAwb3ZUcEtMMGs&authuser=0

【今週末です】3/29 「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」 第1回 ~知ろう!測ろう!つながろう!~ 測定室&市民交流会 のお知らせ

当日は、土壌プロジェクトについて初めて説明を聞く方にも分かりやすいよう、プロジェクトの概要や採取方法の要点、地域で採取グループを立ち上げた方々との交流等の時間も予定しています。
年末のお忙しい時期ですが、多くのみなさまのご参加をお待ちしております!

日時: 2015年3月29日(日) 開場13:45 開演14:00(〜17:00
    (*12:45〜13:45までは参加測定室向けの打ち合わせを行います)

場 所: YMCAアジア青少年センター http://www.ymcajapan.org/ayc/jp 
   東京都千代田区猿楽町2-5-5 TEL:03-3233-0611

参加費:無料


詳細・参加申込はこちら




3/29 「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」 第1回 ~知ろう!測ろう!つながろう!~ 測定室&市民交流会 のお知らせ




201410月からスタートした「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」。多くの皆様のご協力で、プロジェクトがようやく形となり動き出し、最初の報告会を開催する運びとなりました。
プロジェクトおよび市民放射能測定室や測定活動にご関心のある一般の皆様に広くご参加いただきたく、ご案内いたします。
土壌プロジェクトに既に参加している地域のグループの方はもちろん、これから土壌プロジェクトに参加をされたい方や検討されている方、放射能汚染に関しての関心をお持ちの方、多くの方にご参加いただければと存じます。年度末の忙しい時期ですが、ふるってご参加ください。

日時: 2015年3月29日(日) 開場13:45 開演14:00(〜17:00
    (*12:45〜13:45までは参加測定室向けの打ち合わせを行います)

場 所: YMCAアジア青少年センター http://www.ymcajapan.org/ayc/jp
   東京都千代田区猿楽町2-5-5 TEL:03-3233-0611

参加費:無料


*参加申込はここをクリック


内容:   
  ・「みんなのデータサイト」概要説明
  ・食品データが1万件を超えました!
  ・参加測定室のご紹介
  ・東日本土壌ベクレル測定プロジェクトとは?
  ・土壌採取グループの結成と運営について
   各地域のグループから事例紹介
  ・地元で取り組みたい方のための相談コーナー
  ・クラウドファンディング、スタートします!
  ・測定室によるブース出店あり・交流タイム  ほか

   ※終了後、有志にて懇親会あり。


協力:
  ・慶應義塾大学 SFC研究所 デジタル市民社会デザインコンソーシアム
  ・子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク
       *この活動は、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストの「2014年度企画」助成を受けています。


*参加申込はここをクリック
 





 

【寄付】じいたん子ども基金(土田英順〜チェリスト)=はかーる・さっぽろ



みんなのデータサイトへ、はかーる・さっぽろさん経由で、チェリストである土田英順様「じいたん子ども基金」より100万円の寄付を頂戴いたしました。本当にありがとうございました。


●「じいたん子ども基金」〜土田英順~cello

日本フィル、新日本フィル、札幌交響楽団の首席チェロ奏者を歴任。 ボストン響およびボストン・ポップスでも演奏。現在は、ソリストとして活躍し、年間何本ものコンサートスケジュールをこなす。

2014年4月にデビュー55周年を迎えた。


道内各地での「東日本大震災チャリティチェロコンサートは、246回(2015年1月末現在)をこえ、5度にわたる東北コンサートは、34回に及ぶ。

被災地に滞在中、大津波の犠牲となった女性のチェロに出会い、持ち主の友人達の思いによって、ボロボロになったチェロを譲り受け、見事に蘇らせた。チェロの音色が天国まで届く事を願いながら、今日(こんにち)も被災したチェロを奏でる。


2014年12月「第17回まちかどのフィランソロピスト賞」受賞


(社会貢献) 被災したチェロを使って録音した『祈り』は、2014.2.16に発売。

音楽人生をまとめた著書『チェロ弾き英順 音楽の人生(たび)』は、2014.8.1に発売。

販売したものの益金は、全てチャリティコンサートの為の交通費と、宿泊費のみにあてられる。


2012年12月、自ら「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」を開設。

基金は被災地のために使われる。


北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660  口座名 東日本大震災支援 じいたん子ども基金代表 土田英順


ブログ「ボストンバックにチェロと酒」  http://blog.hokkaido-np.co.jp/enjoy-cello/



●札幌市民放射能測定所「はかーる・さっぽろ」からのコメント

〜ビッグ・プロジェクト始まります!本当に!本当に!ありがとうございます!〜


「東日本大震災支援 じいたん子ども基金」はチェリストの土田英順さんが、東日本大震災被災地の子どもたちを支援するために立ち上げた基金です。その原資は、土田英順さんと伴奏者のピアニスト鳥居はゆきさんが出演料なしで行うコンサートの会場で集まった募金、またじいたん子ども基金へ直接振り込まれた寄付などです。

土田さんのこころざしと、それを支持する多くの方々の善意によって、積み立てられた大切なお金です。

そこから、100万円という高額な寄付をいただいたことに感謝申し上げます。 いただいたお金は、全額、「みんなのデータサイト・東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」の資金として使わせていただきます。


(つづきはこちら)はかーるさっぽろのブログページへ