【オンライン講座】第五福竜丸のビキニ被曝と ゴジラの誕生ー核と人間と怪獣

詳細・申込は画像をクリック


お申し込みはこちら(Peatixの申し込みページが開きます)
Peatixを使った申し込みが難しい方は、minnanods@gmail.comへ、「9月ゴジラ学習会参加申し込み」、と題して、お問合せください。



9月の月例オンライン講座は、ゴジラの専門家である山口さんをゲストにお迎えします。


第五福竜丸のビキニ被曝とゴジラの誕生ー核と人間と怪獣

ゴジラは、1954年3月1日の日本のマグロ漁船、アメリカによる水爆実験、第五福竜丸の被曝という出来事をきっかけに着想された怪獣であった。

そもそも日本には、まだ「怪獣映画」という分野がなかったが、ゴジラの登場によって新しい領域が切り開かれ、70年以上も継続されることになった。

ゴジラとは、人間が自然を完全に支配し制御しきれたとおもった瞬間に自然が、人間の科学文明に反逆を開始するという物語にかかわるなにものかである。

以下のような構成で映像も交えながらこのゴジラについて考えてみたい。

はじめに

1.ゴジラ誕生の背景

2.日本にとって第三の被曝としての第五福竜丸の被曝

3.原点としての『ゴジラ』(1954)に着目するー戦争映画としての怪獣映画

4.日米怪獣映画の比較ー核や放射能はどのように描かれているのか

5.戦後民主主義の科学観と『ゴジラ』(1954)の科学観

6.なぜゴジラは恐竜スタイルなのか

7.ゴジラと破壊ー破壊的性格としてのゴジラ

8.ウルトラベーコン的科学とゴジラ

おわりに



◎山口直樹さんプロフィール

1991年、東北大学理学部物理学科卒業後、塾講師や新聞記者を経て東北大学大学院国際文化研究科、同経済学研究科修了。

2003年北京大学科学と社会研究センターに研究留学、2009年に修了。専門は、近代日本植民地科学史研究、近現代中国科学史研究、現代中国科学技術社会論研究など。

2008年には日中学術交流のための組織、北京日本人学術交流会を創設。現在まで北京で347回まで実施する。

主要な論文に「蔡元培の学問観-科学史家の視点から」『葦牙』(42号,2016)「西光万吉とベンヤミンの思想における比較研究-田中愛子の絶筆の詩「今、光っていたい」の思想をてがかりに」『葦牙』(43号,2017)「満鉄中央試験所の化学技術者たちは、「満州」の資源をどのように認識していたのか」『人文社会論叢』(2019)『ゴジラの来る前夜にーゴジラと市民科学』『市民科学通信』(2020)「ゴジラの政治学」『現代の理論』(同時代社 2021年秋号)などがある。

また、共著には『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』(阪急コミュニケーション,2013)『日中関係は本当に最悪なのか―政治対立下の経済発信力』(日本僑報社,2014)などがある。




あのゴジラを通じて、核兵器開発の歴史、被曝について考察するまたとない機会となるでしょう。
ぜひ奮ってご参加ください!



お申し込みはこちら(Peatixの申し込みページが開きます)
Peatixを使った申し込みが難しい方は、minnanods@gmail.comへ、「9月ゴジラ学習会参加申し込み」、と題して、お問合せください。


市民測定室のつくりかた|現場ノート Vol.11 用語集候補 放射線・放射能の基本概念 

ガイドブックに掲載する用語集の検討も進めています。
まだ増えると思いますし、基礎的な用語とちょっと専門的な用語が混在していますので、これを全部載せるかも検討していきますが、このような感じで、あまり説明が長すぎないようなできるだけ読みやすい用語集を作って掲載していきたいと考えています。

今回は、放射線・放射能の基本概念の用語です。

1. 放射線・放射能の基本概念

                                   

用語

読解上つまずきやすい点
放射線
α線・β線・γ線・X線・中性子線などの総称。物質を透過したり電離したりする「飛んでくるもの」
放射能
放射性物質が放射線を出す能力。単位はBq(ベクレル)
放射性物質
放射線を出す原子核を含む物質
放射性核種
Cs-137(セシウム137)、I-131(ヨウ素131)、K-40(カリウム40)など、放射能をもつ核種
核種
原子核の種類。元素名とは異なり、陽子数・中性子数で区別される
同位体
同じ元素(陽子の数=原子番号)だが中性子数が異なる核種
崩壊
不安定な原子核が別の核種に変わり、放射線を出すこと
壊変
崩壊とほぼ同じ意味で使われる
半減期
放射能が半分になるまでの時間。物質量が一気に消えるわけではない
物理学的半減期
核種そのものの崩壊による半減期
生物学的半減期
体内に入った物質が代謝・排泄で半分になる時間
実効半減期
物理学的半減期と生物学的半減期を合わせた体内での減り方



市民測定室のつくりかた|現場ノート Vol.10 第2章巻頭図解ページ(改)

第2章 測定室をつくるの冒頭に、測定室を立ち上げるために必要なものを図解で記載したらわかりやすいのでは?ということで、作ってみました。

詳しい説明は後ろのページですることにしてなるべく簡略化しています。 

今回は、測定器、測定に使う容器(マリネリ容器)、その他測定に必要な物品、部屋と建物について つくってみました。いかがでしょうか?

更新履歴:2026年9月3日 2枚目の場所の図と3枚目の木造とコンクリート住宅の比較図を改良しました





感想やコメントがあればお気軽にお寄せください。


市民測定室のつくりかた|現場ノート Vol.9 第2章の節立て案

第二章 測定室を立ち上げる

このガイドブックの肝となる第2章にはどんな内容が書かれるのか?
具体的な文章の前に設計図を!ということで、節にあたる小項目を出してみました。
足りないこと、順番、言い回し、留意事項等 深めていきたいと思います。

======

下記の手順は、必ずしも順番通りに一つずつ片付けていくというわけではなく、複数のことが同時進行になったり、また行ったり戻ったりしながら測定室づくりを進めていく
ことになります。

0 空間線量とベクレル測定の違い

1 開室まで
1.0 なぜ放射能測定室が必要なのか
   目的ははっきりしているか?財政的に成り立つか?汚染地なのか?
1.1 仲間を集める 
   SNS、チラシ、地域の集会。どういう人を集めるか。物理的な測定の経験者、技術者、
   パソコンやタブレットを使えるひと。
1.2 測定器を決める 
   何を測りたいのか?固体シンチかゲルマか?予算は?どこに発注するか?
1.2.1 測定器以外に必要なもの
   プリンター、場合によっては解析ソフト、計り、冷蔵庫、鉛、靴の汚れを取る粘着テー
   プ
1.3 お金を集める
   寄付・カンパ、ポケットマネー、クラファン
1.4 場所を決める
   汚染地か否か。鉄筋か木造か?一階か二階以上か?バックグラウンドを知る、床の張り
替え、水場、遮蔽をどうするか。
1.5 測定器を設置する  
   再度バックグラウンドを測定する。温度管理、空調の問題。床の傾きと強度。水を入れ
たペットボトル、鉛で遮蔽する。
1.6 試験測定を行う 検体処理の仕方、検出下限値をどこまで下げるか・下げられるか
1.7 測定員の研修
1.8 料金をどうするか? 会員制か否か?一回ごとに徴集か?測定時間をどうするか?
   事故直後の検体数が多い時、その後の少ない時、
1.9  開室を知らせる
   SNSアカウントやウェブページの開設、オープン記念イベントの企画

開室後 
2.1  測定依頼を受け付ける  
    検体処理は適切か?食品と土壌。測定活動を記録する。依頼者の個人情報の管理。測定
結果を知らせる。
2.2  測定データの質を管理する
   スペクトラムを読む。再測定、測定時間延長、クロスチェックは必要ないか?
2.3  測定データの公表について
   一般公開か、会員限定か、依頼者限定か。通信の発行
2.4  イベント開催
   測定員を増やすための研修、学習会、外部講師の講演、脱原発集会への出店など。
2.5      会計を適切に管理する

(藤田)


【オンライン講座】原発事故と小児甲状腺がん 参加者募集!


8月19日(水)19時からの月例オンライン講座のゲストは、ジャーナリストの白石草(しらいしはじめ)さんをゲストにお迎えします!

白石さんはOurPlanetTVの代表理事として、東日本大震災後は被災地の状況はもとより、東京電力を追う報道、小児甲状腺がんの発症状況の調査や裁判についてなど、独自の取材・調査報道により私たちに大手メディアが伝えない真実を伝え続けてくださっています。

この夏には新たなドキュメンタリー映画「波打ち際に足跡を残す」を制作。

中学時代に実際に甲状腺がんの手術を受けた、こはくさんが出演する映画です。
この映画に取り組む経緯や、どのような想いでおつくりになったのか、エピソードなども伺いたいと思っています。

また、これまでの白石さんの活動についてや 小児甲状腺がん裁判のこと、
15年後のいま、明らかになりつつある原発事故後の最新情報など、白石さんの取材の最先端をたっぷり伺います。

お申し込みいただいた方にはアーカイブをお送りしますので、ご都合の合わない方もぜひお申し込みください!

たくさんの方がご参加いただけることを 白石さんともどもお待ちしています!

お申し込みはこちら