【オンライン学習会】保育園と一緒に歩んできた 森の測定室滑川 放射能測定の13年 参加者募集!


今回の学習会の講師をつとめる、森の測定室滑川の代表 根岸主門は、元小学校の先生で とってもわかりやすい講義が評判です。

東日本大震災・福島原発事故と向き合うこの取り組みは、これまで青山学院短期大学保育科の学生向けの特別講義として行われていました。
今回、一般の私たちもぜひ聴いてみたいなと思い、一般向けの内容として企画してもらいました。
当日は該当保育園の現役保育士さんも登壇してくださいます。

現場の声を聞ける貴重な機会です。ぜひお誘い合わせの上ご参加ください!

=====================================================================================

「保育園とともに歩んできた市民放射能測定室『森の測定室 滑川』~保育士さんたちは放射能とどのように向き合ってきたのか~」

2011年の東日本大震災から13年が経ちました。
今なお福島第一原発は収束の目処が立っていません。

今年は、元日早々に能登半島地震が起き、もしまた原発事故が起きたらと肝を冷やした人も多かったことと思います。

今回のオンライン学習会の企画は、市民放射能測定室、保育園が放射能汚染とどのように向き合ってきたのか。
13年の歩みを振り返り、ご紹介します。

 泥んこまみれになって遊ぶ。
 野のものをいただく。
 たき火を楽しむ。

このような活動を軸に、自然の中での活動を展開する保育園。

本来子どもたちにとっては豊かな活動であるはずなのに、放射能汚染によって、それらの活動は被ばくという危険な行為にがらりと様変わりさせられてしまいました。

放射能?危険なの?安全なの?
放射能汚染はあるの?ないの?
これまで通り活動しても大丈夫なの?

見えない放射能。わからないままの保育。
答えのないままの不安の日々。

そのような状況の中、市民放射能測定室『森の測定室 滑川(通称「もりそく」)』が2012年秋に開室され、身近な場所で測定ができるようになりました。事故当初からこれまでの、埼玉県の汚染状況の把握もしてきました。

果たして、自然の中で子どもを育むことを大切にする保育園はどのように放射能汚染と向き合い、乗り越えてきたのでしょうか。
園の職員、保護者、もりそくが手を繋いで歩んできた13年の軌跡をご紹介致します。

↓↓お申し込みは下記Peatixよりお願いします(参加できない方にも後日アーカイブ(録画のリンク)をお送りします)↓↓
https://mds-10.peatix.com/view


ダイアローグフォーピープル(Dialogue for People)の取材レポートに100年マップ等を引用いただきました

「国内避難民」としての福島第一原発事故避難者――区域外避難者の人権保障を問う裁判 と題した田中えりさんのレポートに
みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト 放射性セシウム汚染減衰推計100年マップ」と、「チェルノブイリ法の区分と日本における避難指示区域の比較」表を
引用いただきました。

避難指示区域外からの避難者に対する、いわゆる「追い出し裁判」について、経緯や問題点などをとても詳しく書かれています。

ぜひ、お読みいただければ幸いです。

https://d4p.world/news/24994/


【アーカイブ公開】能登半島からの警告を読み解く うごいてなくてよかった志賀原発 つくられなくてよかった珠洲原発


【20240226能登半島からの半島からの警告を読み解くー動いてなくてよかった志賀原発 つくられなくてよかった珠洲原発】のアーカイブを公開しました。

みんなのデータサイトオンライン学習会として実施したイベントの録画です。
================================================-
世界で発生するM6以上の地震の約20% が集中する日本列島に54基もの原発を稼働させていた無謀、 能天気。
その無謀が招いた福島第一原発事故で誓ったはずの反省をころりと 忘れて再稼働原発は12基を数えています。
能登半島原発地震は、 そうした懲りない日本への再度の警告だったととらえて、 日本中の全ての原発を今すぐに止めるべきです。
地震による被害は苛烈を極めましたが、原子力災害という視点で見れば、志賀原発は2011年以来稼働を停止したままであり、 珠洲原発計画は住民運動の力で2003年に凍結されていたことは 幸いでした。
もしも、どちらかの原発が稼働中だったら、 福島第一原発事故を超える大惨事となっていたかもしれません。
本講座では、次第に明らかになってきた地震と原発に関する情報を整理して、豊富なスライドでご紹介しながら、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

開催日時:2024年2月26日(月)19:00〜21:00
講師:大沼淳一 (未来につなげる東海ネット・市民放射能測定センター(Cラボ)、
NPO法人みんなのデータサイト理事、原子力市民委員会福島原発事故部会、
高木仁三郎市民科学基金顧問、元愛知県環境調査センター主任研究委員)

こちらからご覧いただけます(Youtubeにジャンプします)

★視聴は無料です。
活動を応援いただける方、カンパをお寄せいただける方はこちらからお願いします。


「2023年キノコプロジェクト 測定結果まとめ」を公開しました


2023年秋もキノコの山野の汚染状況を明らかにするために「2023キノコ測定プロジェクト」に取組みましたので、測定結果を報告します。

*このプロジェクトは「JIM-NET」(2023年)様からの寄付金をもとに実施しています。

報告書はリンク先(解析を見る・食品データの解析コーナーにあります)
https://minnanods.net/analyze/food-data/2023autumn.html

のページにあるPDFをご覧ください


「市民放射能測定室の作り方」プロジェクト、ただいま進行中!!


2023年から「市民測定室の作り方」プロジェクト(作り方プロジェクト)が始動しています。市民放射能測定室の立ち上げ、正しい測定、そして運営継続
に必要な知識とノウハウを記録し、本にまとめ、次世代に継承するプロジェクトです。
初年度の今年は、まず、日本に今もある、あるいは過去にあった市民測定室を対象にアンケート調査を実施します。
全国の市民測定室の消息を可能な限り調査して、70近い送り先にアンケート用紙を送付しました。
すでに2月末までに30を超える測定室から回答を得ています。
3月は、まだ回答をいただいていない測定室からの回答をお願いするとともに、並行して回答結果の入力と集計を行い、次のインタビュー調査へと進んでいます。

次年度以降は、調査結果を活用してガイドブック『市民測定室の作り方(仮)』の執筆に取り掛かる予定です。

アンケートに関しては、これまでに日本に存在した市民放射能測定室をすべては把握しきれておらず、
ご協力をお願いできていない測定室もあると思っています。

もしもアンケートを受け取っていないが、調査に協力いただけるという市民測定室がございましたら、
minnanods@gmail.comまで是非ご連絡ください!
アンケート用紙をメールあるいは郵送でお送りさせていただきます。
ご協力をよろしくお願いいたします。

*このプロジェクトは2023年の高木仁三郎市民科学基金の助成金をいただいています