市民測定室のつくりかた|現場ノートを始めます!

市民放射能測定室のつくりかたプロジェクト(以下、つくりかたプロジェクト)では、2027年1月の完成を目指してガイドブック『市民測定室のつくりかた』の制作作業を進めています。

『市民測定室のつくりかた』は、予備知識が全くない、これから市民放射能測定室を始めてみようという人のために、放射能を正しく測定するための知識、お金を極力かけずに測定室を立ち上げ運営するノウハウをまとめた本です。

この知識やノウハウには、専門家向けの技術書には載っていない、3.11後の日本の市民放射能測定室の活動の中で獲得・蓄積されてきたものが含まれます。

なので、実用的なマニュアルというだけではなく、日本の市民放射能測定室の経験を追体験できる本になるといいなと思っています。目次案を下に示します。

『市民測定室のつくりかた』目次案
序論
第1章 放射線を測る
第2章 測定室を立ち上げる
第3章 放射能を正しく測る
第4章 汚染の実態を解明する 
第5章 測定結果の読み取り方 
第6章 共有する・活かす 
第7章 市民測定室と民主主義

プロジェクトメンバーは現在原稿を鋭意執筆中ですが、放射能測定という難しい内容であるため、最終的に出す本が読みやすいものになるように読者の意見を聞きながら完成させたいと考えています。そこで、今月からプロジェクトメンバーが執筆した短めの記事をアップしていきますので、読んでの感想や意見をいただけるとうれしいです。皆さんからの反応を受けて記事を書き直し編集して『市民測定室のつくりかた』を作ってゆくつもりです。

市民放射能測定の現場で役立つ『市民測定室のつくりかた』の制作現場から発信される連載記事ということで、「市民測定室のつくりかた|現場ノート」と名づけました。週一回のペースでアップする予定です。


2022年キノコ測定プロジェクト 測定結果まとめを公開しました

福島原発事故から11年目の2022年秋もキノコの山野の汚染状況を明らかにするために「2022キノコ測定プロジェクト」に取組みましたので、測定結果を報告します。

2022キノコ測定プロジェクトの結果はここをクリック



これまでのキノコプロジェクト、タケノコ・山菜プロジェクトの調査結果、その他食品解析結果(バックナンバー)はこちらから


【報告】みんなのデータサイトは「LUSH SUMMIT2018」in Londonに行ってきました

「LUSH SUMMIT 2018」に参加して
平井有太
 認定NPO法人ふくしま30年プロジェクト理事


2月11日〜18日のスケジュールで、「LUSH SUMMIT 2018」参加のため、
ロンドンに行ってまいりました。みんなのデータサイトの一員として、
共同代表の石丸偉丈と二人で、日本の測定現場、そして汚染の現状が
どうなっているかの報告が目的でした。
日本からは他に、山口で上関原発建設の動きに対し長年自然保護の観点から
建設阻止をしてきた上関の自然を守る会」と、
福島県のいわきで高度な放射能測定や、甲状腺の自主検査を行って
クリニックまで開設した認定NPO法人「たらちね」、の計3団体が参加しました。


 到着した翌日、会場設営準備の予定でしたが、
現場はまだ工事中で中に入れないとのこと。
代わりに、LUSHの方の案内でロンドンの繁華街にある
グローバル・フラッグシップショップの一つ、
オックスフォード・ストリート店視察に行きました。
3フロアある店内は平日日中から活気に溢れ、
49カ国に約930店舗展開する企業の勢いを感じました。
























●オックスフォード・ストリート店の写真●

 頭の中は次の日の、「上関の自然を守る会」のお2人、
「たらちね」のお2人とみんなのデータサイトが一緒に登壇する
ステージトークについて。
TEDのような舞台で、英語でない言語に同時通訳が入りながらの進行は
LUSHとしても初めてとのことで、事前に丁寧な打ち合わせを何度も繰り返しました。
 14日にやっと入れた会場は、直前まで工事していたとは思えない
完成度の高いフロアデザインで、3フロアにわたって世界のあらゆる社会問題についての
ブースがつくられていました。



●会場内の様子●


私たちは環境=ENVIRONMENTブースの中に一角をいただき、
目の前にはネオニコチノイドなど農薬と蜂について活動しているブースと、
隣にはブラジルのウラン鉱山ブースがありました。

 ステージトークは満員、しかし同時通訳に不備があり、
英語ではあまり聞き取れなかったようです。
日本から来た約200名のLUSHスタッフが客席のほとんどを占め、
皆さん熱心に聞いてくださいました。
当日の映像はLUSHのページに、後日英語字幕付きで公開されるとのことです。





●ステージトークの模様●

 ステージでのトークを終えてからは、次から次へとブースを訪れる方々への
説明をし続け、二人とも喉がカラカラな状態で、
あっという間に2日間の会期を終えました。
日本のLUSHスタッフの他、ブルガリア、イタリア、ポルトガル、フランス、
ブラジル、韓国、台湾等々、世界中から来ているLUSHスタッフが
興味津々に話を聞いてくれました。
海外の方には、そもそも7年前に福島で何があって現在どういう状況にあるかという、
基礎情報の伝達が主だったかと思います。



●ブースの様子●



 2日目のSUMMIT終了後、あらかじめ現地で交流の機会をコーディネート
してくださった方のお陰で、上関のお2人も一緒に、
イギリスの反核団体であるキックニュークリアーの皆さんとイングリッシュパブで会合。
初対面の方も多く、まわりのイギリス人が賑やかな中(パブはどこも賑やか!)、
在英日本大使館前でのビラ配りがどれだけ反応が薄いか、
日本政府の事故対応がどれだけ酷いか、など情報交換ができました。



 次の日は帰国前の1日フリー日でした。
事前にアレンジをしていただいた加藤ウォーバーグ啓子さん主催の
在英の日本人女性が中心の集まりで石丸が講演を行いましした。
皆さん、「日本はもっといい国だと思っていた」と仰っていました。


 そこから、最後にCND事務所を訪れ、そこでも情報交換。
手元にある英語資料のすべてをお渡しし、みんなのデータサイトとして、
どんな支援が必要かということを話し合いました。
ケイトさんは情報拡散を約束してくださり、
また、イギリスもメイ首相になって政府の右傾化が著しいと、心配されていました。



 このように慌ただしく駆け抜けた1週間でした。
「みんなのデータサイト」が海外に伝えることができる初めての貴重な機会を
くださったLUSH社には改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
私個人、このような素晴らしい活動をするLUSH社にとても興味が湧き、
私が編集長を務めている「みんな電力」のウェブサイトENECTで、
3月7、12、19日の3回に渡って報告記事を書かせていただきます。
みんなのデータサイトとしては、イギリス訪問の詳細を、
動画を交えて3月18日(日)13:30〜のみんなのデータサイトイベント
(東京・代々木オリンピックセンター)で報告させていただきます。
ぜひ多くの皆様に足を運んでいただければ幸いです。

3月18日のイベントの詳細・お申し込みはこちら

【お知らせ】クラウドファンディングが始まりました! ご支援よろしくお願いいたします

11月8日(火)から、クラウドファンディングをスタートしました。
来年1月11日までに、土壌プロジェクトの活動資金200万円をご支援いただく目標です。ぜひとも、拡散、応援をよろしくお願いいたします。

詳細はこちら→ https://moon-shot.org/projects/minnanods-map

ご支援いただいた方へのお礼(リターン)として、現在採取ステージの最終章を迎えつつある、土壌プロジェクトの採取データを減衰補正し、「2011年3月21日換算の沈着したベクレル量推測マップ」など今回のクラウドファンディングにご支援いただいた方限定のスペシャルなお礼を用意します!

2014年から続けてきた 東日本土壌ベクレル測定プロジェクトの集大成を世に送り出すまであと一歩! 必要な資金を調達し、しっかりとしたデータをお見せできるように頑張っていきます。
どうぞ応援をよろしくお願いいたします。



3/27(日)土壌プロジェクトの報告イベントを行います

「見えてきたぞ、土壌放射能汚染」
〜ここまでありがとう!あと1年頑張ろう!!〜
13:30開場 14:00〜17:30  参加費:無料(カンパ大歓迎)
場所:慶応三田キャンパス 東館6階 G-SEC Lab(東門そば)

共催:みんなのデータサイト運営委員会・
   SFC 研究所 デジタル市民社会デザインコンソーシアム

当初の目標であった1,700件の採取件数達成の目処がつき、このプロジェクトもついに最終段階に入ります。
今後、予算を確保しながら、まだ採取が進まない地図上の「空白域」でどれだけ採取を進めていけるかが重要なステージとなります。それに伴いまして、以降は採取完了の市区町村、地域、県等を随時ご案内していく体制になります
第2回報告会では、これまでの活動報告や測定から見えてきたことを発表するとともに、今後の取り組み方法を詳しくお伝えします。是非ご参加ください。

<プログラム>
1)土壌汚染、こうわかってきた!   
  これまでの調査結果を公開・解析の発表

2)ここまでありがとう!1,700件達成をみんなで祝おう!

3)土壌採取はラストステージに入ります!!
  今後1年の目標、空白域に特化した土壌採取の具体的方策 

4)ゲスト
  ●和田秀子さん(ママレボ)
  ●田中キキさん(セーフキャスト)
  ●平井有太さん(土壌スクリーニングプロジェクト)
  ●野口靖さん(インタラクティブ・フクシマ)

5)土壌プロジェクトを補完する新たな試み
  高濃度検体の測定データ結果を掲載

6)新たな資金協力をお願いします!
  マリネリくんコラージュアクションのお知らせ


お申込みはこちら 
(facebook または Google form どちらからでもお申込いただけます)
       
            ■facebook     http://urx.red/soYq
            ■Google form  http://urx.red/sp1k