マップ集ダイジェストの「フランス語版」が誕生しました!

2018年9月初版の「図説・17都県放射能測定マップ読み解き集」の英語版ダイジェスト「Citizens' Radiation Data Map of Japan」ができたのは2019年9月のことでした。ニューヨークの「核のない世界を目指すマンハッタンプロジェクト」のRachel Clarkさんの素晴らしいコーディネイトにより、アメリカとカナダの協力者が翻訳やデザインを担ってくれました。200ページに及ぶ日本語版から、海外の方に伝えたいエッセンスをギュッと濃縮して、16ページ翻訳していただいたのでした。

それからさらに1年半。

この度、フランスの市民団体ECHO-Echangesからのお申し出により、この英語版ダイジェストを元にした「フランス語版ダイジェスト」が発行されました。

フランス語版は、これまでの日本語版・英語版ダイジェストとは、全く違うユニークな表紙でデザインされました。
内容は、英語版の内容に追加して、福島、栃木、東京の3つの汚染マップ(2011年当時に換算した地図)を挿入して作成されました。また、あとがきにフランスの市民放射能測定所 CRIIRADの所長、ブルーノ・シャレイロンさんの言葉を収録しています。
空間線量ではなく、全国3,400地点の土壌の実測値を市民が3年間かけて調べて地図化したこのプロジェクトは、フランスの皆様にとっても貴重な情報になることでしょう。

24ページ、カラー。 ECHO-Echangesによる製作・発行です。
ソーティルデュ原子力ネットワークからの財政支援を受けています。
販売価格は5ユーロです。純利益は「みんなのデータサイト」に寄付されます。

日本では未発売です。(少しだけそのうち届く予定です、日本で欲しい人はいますか?)

入手方法はこちら
RéseauSortirduNucléaireのWebサイトの販売店で取り扱われる予定です。
https://boutique.sortirdunucleaire.org/index.php
またはECHO-Echangesから直接注文してください。
echoechanges@wanadoo.fr(5 exからの最小注文)


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