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お礼【クラウドファンディング終了しました】

8月3日から本日まで続けてきた「みんなのデータサイト」書籍化クラウドファンディング、28日(金)23:59を持ちまして終了しました!

金額6,273,555円、支援者数1,288人と、4日前に掲げた550万、1,000人の目標を大きく上回り、大成功を収めることができました。

ここまで応援&お付き合いいただいたみなさん、改めて心からの御礼を申し上げます。
期間中たくさんいただいた、いいねやコメント、支援のメッセージ、どれもこれもあたたかく、本当に励みになりました。



明日から事務局は編集作業の完遂と、10月後半の納本直後から怒涛の発送作業へと移るための準備がはじまります。楽しみにお待ちになっていてください。

約二ヶ月間、毎日いただく全国からの支援の声が嬉しく、夢中で走ってきましたが、このすばらしいプロジェクトに携われたことに感謝しています。

しかし、これからが本当のはじまり。
みなさんも本を買って安心しないでくださいね。
1,200人を超える支援者の方と一緒に私も学んでいきます。

支援していただいた全てのみなさん、本当にありがとうございました。
これからも「みんなのデータサイト」への変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

みんなのデータサイト クラウドファンディング応援隊長 柳澤史樹

【応援メッセージ 】(牛山元美さん医師・「3.11甲状腺がん子ども基金」顧問)

今日の応援メッセージは、内科医で「3.11甲状腺がん子ども基金の顧問である牛山元美先生。
原発事故後、被ばくによる健康影響を気にするお母さんたちの声に応えながら、
関東や福島で甲状腺エコー検診を実施。
2児の母でもありながら、ベラルーシで現地の医師による甲状腺検診研修も経験されている先生は、
不安を抱えていたお母さん方から、絶大な信頼を得ています。
牛山先生、ありがとうございます!


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土壌分析は現実を知るための基本中の基本、なので、原爆の真実の姿を知るために、
科学者たちが長年何度も何度も改訂しながら調べてきたのが日本でした。
でも、今の日本はそんな過去を見ようとせず、現実はなおさら見ない。
これこそ「現実に目を閉ざすものは未来に盲目である」そのもの。

私たちにできる、たとえばこんなこと、に少しずつでもみんなの力を集めなきゃね。
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『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』書籍化クラウドファンディング 
世界でも類をみない放射能汚染を起こした福島原発事故で放出された膨大な量の放射能がどのような状況になっているのか。
17都県、3,400箇所以上の土壌を、のべ4,000人以上の市民と測定室が協力し、一箇所ずつ採取して集めた膨大なデータを、分かりやすく図説化して解説する書籍を出版しようというものです。
引き続きシェア、ご支援のほどよろしくお願いいたします!
<9月28日まで>
https://motion-gallery.net/projects/minnanods

【応援メッセージ】 柚木ミサトさん(画家)



    今日は「赤いつぶつぶ」などで有名な画家の柚木ミサトさんが、以前のクラウドファンディングでプレゼントしてくださった素敵なイラストに、素晴らしいメッセージを添えて、新たな表現を寄せてくださいました!
    柚木さんいわく「このまもろうって言葉とイラストの組み合わせは、あかいつぶつぶの絵でも、高江でも描いたし、いろんな問題に立ち向かう人たちをつなげたいと思ってて。これからもいろんなシーンで描いていくつもり」とのこと。
    みんなのデータサイトのマスコット「マリネリくん」が子どもたちと一緒に入っているこのイラストは、データサイトの宝物です。
    原発事故後柚木さんは、どこに住んでいても、どんなことが起きても、子ども自身が身を守り助け合えるように、子供の実践に役立つ放射線学習に注力されています。
    柚木さんのキャラクターの「きゅうりちゃん」を中心としたその絵とメッセージにはすべてのいのちにむけた大きな愛を感じます。ぜひ拡大して読んでくださいね。(イラストの下に文字起こしも掲載いたします)

    柚木さん、ありがとうございます!

    原発事故が起きてから。わたしは子ども用に
    放射線の勉強をするための絵を描きつづけています。
    子どもたちの得た知識が、心を支え必要なチカラになるようにと。

    その中であの「あかいつぶつぶの絵」が生まれました。
    大人たちがすべてをのりこえて子どもたちをまもれるように。

    知識を得た子どものようすを見て確信しました。
    しっかりと現実がわかれば、不安は行動するエネルギーに変わります。
    そして「測らないとはじまらない」のもわかりました。
    「らしい」「かもしれない」で話し合っても不安が大きくなるだけです。

    しあわせのために放射線を知ろう。

    測ると起きるいいことがたくさんある。
    ・安心できる場所が増えるよ。
     グレーだった景色がところどころ晴れてくる
    ・どこをそうじすればいいかわかるよ。
     行政にも計測と除染をお願いしやすい
    ・話し合ができるよ。
     数値をもとに具体的に話せる
    ・自分たちのチカラを知るよ。
     「無ければつくり出すチカラ」子どもたちに伝われ

    誰かの願いを叶えるために、誰かの願いを閉じなくても大丈夫。
    放射線に対する考え方がいく通りもある理由も、見えてくる。

    わかってくればアイデアがわくよ。

    東日本の土壌を測る、国家プロジェクトになるべき壮大な計画が
    それを読み解くための津式とともに本になる。
    この本が、不安を生きるチカラに変えていくようすを思うと
    とてもうれしい。
    わたしたちは、まだまだたくさんつくりだせる。
    どうぞ、おうえんしたい人は、できる方法でチカラをあわせてください。
    わたしたちの知恵とチカラは
    すべてをしあわせにするためにあります。

    たくさんの人があなたを愛していると、どうか伝わりますように。
    柚木ミサト+きゅうりちゃん


    柚木ミサトさんブログ 「1日1絵」http://www.mikanblog.com/



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    『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』書籍化クラウドファンディング 
    世界でも類をみない放射能汚染を起こした福島原発事故で放出された膨大な量の放射能がどのような状況になっているのか。
    17都県、3,400箇所以上の土壌を、のべ4,000人以上の市民と測定室が協力し、一箇所ずつ採取して集めた膨大なデータを、分かりやすく図説化して解説する書籍を出版しようというものです。
    引き続きシェア、ご支援のほどよろしくお願いいたします<9月28日まで>
    https://motion-gallery.net/projects/minnanods

    【応援メッセージ】 斉藤 賢爾さん(慶應義塾大学 SFC 研究所 上席所員)



      データサイト発足時から、サーバー、アイデアなど多方面でサポートを頂いている慶應大学 SFC 研究所 上席所員の斉藤賢爾先生。
      ご自身も、福島の子どもたちのための保養として始まった「アカデミーキャンプ」に現在も関わり、子どもたちがのびのびと未来に向けてはばたけるよう尽力されています。
      https://academy-camp.org/
      データサイトの小さなイベントにも、いつも駆け付けてくださる斉藤先生のような方がいてくださることで、励まされ継続していくことが出来ています。ありがとうございます!
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      発足時から少しずつですがお手伝いしている「みんなのデータサイト」が『「図説」17都県放射能測定マップ集』を発行すべくクラウドファンディングを実施しています。ぜひ応援ください!
      のべ 4,000人以上の市民の協力により 3,400ヶ所以上の土壌の放射能を測定した「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」や、当初から続けている全国の測定室による食品放射能の測定の結果をまとめ、解説する本です。
      「市民の中立的調査機関として測定値という事実 (ファクト) を積み上げて公開する」という働きから一歩踏み出し、市民科学の中立性を逸脱しない範囲で、言葉による解説を加えるという新たな試みです。
      インターネット時代のデモクラティックな科学・調査・情報共有のひとつの在り方を示すものだと思います。ぜひ、ご支援を通して皆様もこの素晴らしい活動の一部になっていただけたら幸いです。
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      『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』書籍化クラウドファンディング 
      世界でも類をみない放射能汚染を起こした福島原発事故で放出された膨大な量の放射能がどのような状況になっているのか。
      17都県、3,400箇所以上の土壌を、のべ4,000人以上の市民と測定室が協力し、一箇所ずつ採取して集めた膨大なデータを、分かりやすく図説化して解説する書籍を出版しようというものです。
      引き続きシェア、ご支援のほどよろしくお願いいたします<9月28日まで>
      https://motion-gallery.net/projects/minnanods

      【いよいよ執筆も大詰め!書籍の中身をチラ見せします!】

      ■福島原発事故後のキノコ類の汚染状況 味覚の秋、今年もキノコの季節がやってきました。かくいうスタッフNの両親も、旅に出ての山菜狩りやキノコ狩りを老後の楽しみとしておりました。しかし、、、原発事故後、Nが測定に関わるようになり、野生キノコのセシウムのことを知ってからは楽しみがなくなってしまいました。悲しいことです。 今回のマップ集の「第2章 食品」では、野生のキノコも取り上げています。
      キノコはもともとセシウムを取り込みやすく、とりわけ培地をコントロールできない野生キノコにおいては、今もなお、多くの県で基準値を超えるものがみつかっているからです。
      「知らずに食べて内部被ばく」を防ぐため、ぜひ多くの方に知っていただきたい情報です。 ■福島原発事故後のキノコ類の汚染状況 市場に流通している栽培キノコと比べても、野生キノコには少なくとも10倍以上の放射性セシウムが含まれる。 枯れ木や枯れ葉を腐らせて生育する「腐生菌」よりも樹木の根と共生している「菌根菌」の方が汚染が高い。 野生キノコ中にみられる濃度幅や経年変動幅の大きさは、検査数と地域差にあると考えられる。マツタケのような価値が高いキノコは採取地域も広範で検査数も多いのに対して、高濃度汚染が認められたキノコについては、採取が控えられるためデータ蓄積が少ない。
      また、採取された野生キノコ種には地域差があるため、野生キノコの現状を反映しているとは言えないので、より一層のデータ蓄積が望まれる。 図は、厚生労働省の「食品中の放射性物質検査データ」から30種の野生・栽培キノコの2012年〜2017年検査データを抽出して、キノコ種ごとに含まれる放射性セシウム濃度の分布と経年変化を調べたもの。 「野生キノコ」については検査数が比較的多いキノコ種を選び、「菌根菌」と「腐生菌」に分類した。「栽培キノコ」については生産量の多いキノコ種を選択してある。栽培・天然を区別できないものは明示した。 注:3つのグラフのうち、上図は縦軸の上限が800Bq/kg, 中と下図は50Bq/kgとスケールが異なることに留意してご覧ください。 本書では、こうしたグラフや表を用いた食品データの解説も、豊富に収録しています。 ★ご予約はこちら! クラウドファンディングを9月28日まで実施中!