2024年タケノコ・山菜プロジェクトの測定結果を公開しました
お待たせいたしました。2024年春から夏にかけて実施した、タケノコ・山菜の測定プロジェクトの結果のまとめができました。
こちらからご覧いただけます。
https://minnanods.net/analyze/food-data/2024spring.html
お待たせいたしました。2024年春から夏にかけて実施した、タケノコ・山菜の測定プロジェクトの結果のまとめができました。
こちらからご覧いただけます。
https://minnanods.net/analyze/food-data/2024spring.html
みんなのデータサイト、7月の学習会は、北海道の市民放射能測定室「はかーる・さっぽろ」をお招きしてお送りします。
ぜひお誘い合わせの上お申し込みください! お申し込み方法は末尾にございます。
以下告知です。
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こんにちは!はかーる・さっぽろの富塚とも子です。
北海道は日本最大の食料供給地域(2022年度のカロリーベースの食料自給率は日本全体で約38%、北海道は223%)です。しかし、厳寒の地ですから、10月から5月までスーパーに出回る葉物野菜は東北・関東(いわゆる東日本16都県)産が主流となります。
東京電力福島第一原発事故直後、札幌市内のスーパーから東北・関東産の野菜が一斉に姿を消し、代わりに四国・九州・沖縄産のものが並びました。一方、札幌市の学校給食で使用される野菜の産地は、東北・関東産のままだったのです。食材の放射能検査も行われていませんでした。
札幌圏に、インターネットで情報を集め、内部被曝に危機感を強めたお母さんたちがいました。家庭の食材を見直すとともに、完全給食を実施している小学校にお弁当を持たせました。そこで、出会いが起こります。当時、たくさんの避難者さんが来道しました。多くが、子どもを守ると決意した母子避難でした。
2011年初夏、避難者さんも交えたお母さんたちは、子供の通う学校や札幌市の教育委員会と話しあいを進めます。
わが子だけが、安心なお弁当を食べればいいのでしょうか?
子どもが自分では選べない給食だからこそ、おとなが安心安全を担保すべきです。
SNSで賛同の呼びかけも始めます。
何度か話し合いの席を設けましたが、暫定基準値セシウム合算値500㏃/㎏下、「国が安全というものは安全」が札幌市の鉄板回答でした。
署名提出。女性市議会議員による代表質問での要望。500人規模の会場での給食フォーラム開催。お母さんたちと多くの市民がちからを合わせて運動を進めていきました。
2011年11月28日、上田文雄札幌市長(当時)は学校給食の食材検査を12月から行うことを定例記者会見で発表しました。ゲルマニウム半導体測定器を使用し、4㏃/㎏を超えたものは使用しない。画期的な行政判断でした。お母さんたちの熱意が実を結んだ瞬間でしたが、それだけではありません。
さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろは、この運動をきっかけに誕生しました。
行政の測定内容を評価するためには、市民が放射能の知識と測定の手段を持つ必要があると考えました。
そもそも、北海道の放射能汚染の実態はどうなっているのか?
そもそも、東日本16都県以外の食材なら安心なのか?
知りたいことは山ほどありました。
測定の結果、思いもよらない汚染の実態にも出会いました。
札幌市の学校給食の食材測定は、2024年3月をもって終了しました。12年4か月にわたる測定データから分かること、また、学校給食における食の安全についての課題についてもお伝えできたらと思います。
私、はかーるさっぽろ代表の富塚ともこ、運営委員の佐々木百合香が お話しします。
日時:2024年7月8日(月) 10時〜12時頃
参加費:無料 カンパ歓迎。
またみんなのデータサイトの活動を支える賛助会員になっていただける方を募集しております。よろしくお願いします。
当日ご都合が合わない方も是非エントリーください。エントリーくださった方全員に、後日アーカイブ(録画)のリンクを送ります。
主催:NPO法人みんなのデータサイト
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Peatixで申し込める方はこちらから:https://mds-11.peatix.com
メールで申し込む方はこちら:minnanods@gmail.com 宛に
件名【7月8日学習会申込】とし、
お名前、メールアドレス、ご住所(都道府県までで可)、緊急時の連絡先電話番号を添えて
お申込ください。折り返し参加用ZOOM リンクを送ります。
★当日ご都合が合わない方も是非お申し込みください。お申し込みくださった方全員に、後日アーカイブ(録画)のリンクを送ります。
今回の学習会の講師をつとめる、森の測定室滑川の代表 根岸主門は、元小学校の先生で とってもわかりやすい講義が評判です。
東日本大震災・福島原発事故と向き合うこの取り組みは、これまで青山学院短期大学保育科の学生向けの特別講義として行われていました。
今回、一般の私たちもぜひ聴いてみたいなと思い、一般向けの内容として企画してもらいました。
当日は該当保育園の現役保育士さんも登壇してくださいます。
現場の声を聞ける貴重な機会です。ぜひお誘い合わせの上ご参加ください!
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「保育園とともに歩んできた市民放射能測定室『森の測定室 滑川』~保育士さんたちは放射能とどのように向き合ってきたのか~」
2011年の東日本大震災から13年が経ちました。
今なお福島第一原発は収束の目処が立っていません。
今年は、元日早々に能登半島地震が起き、もしまた原発事故が起きたらと肝を冷やした人も多かったことと思います。
今回のオンライン学習会の企画は、市民放射能測定室、保育園が放射能汚染とどのように向き合ってきたのか。
13年の歩みを振り返り、ご紹介します。
泥んこまみれになって遊ぶ。
野のものをいただく。
たき火を楽しむ。
このような活動を軸に、自然の中での活動を展開する保育園。
本来子どもたちにとっては豊かな活動であるはずなのに、放射能汚染によって、それらの活動は被ばくという危険な行為にがらりと様変わりさせられてしまいました。
放射能?危険なの?安全なの?
放射能汚染はあるの?ないの?
これまで通り活動しても大丈夫なの?
見えない放射能。わからないままの保育。
答えのないままの不安の日々。
そのような状況の中、市民放射能測定室『森の測定室 滑川(通称「もりそく」)』が2012年秋に開室され、身近な場所で測定ができるようになりました。事故当初からこれまでの、埼玉県の汚染状況の把握もしてきました。
果たして、自然の中で子どもを育むことを大切にする保育園はどのように放射能汚染と向き合い、乗り越えてきたのでしょうか。
園の職員、保護者、もりそくが手を繋いで歩んできた13年の軌跡をご紹介致します。
↓↓お申し込みは下記Peatixよりお願いします(参加できない方にも後日アーカイブ(録画のリンク)をお送りします)↓↓
https://mds-10.peatix.com/view
「国内避難民」としての福島第一原発事故避難者――区域外避難者の人権保障を問う裁判 と題した田中えりさんのレポートに
みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト 放射性セシウム汚染減衰推計100年マップ」と、「チェルノブイリ法の区分と日本における避難指示区域の比較」表を
引用いただきました。
避難指示区域外からの避難者に対する、いわゆる「追い出し裁判」について、経緯や問題点などをとても詳しく書かれています。
ぜひ、お読みいただければ幸いです。
https://d4p.world/news/24994/
【20240226能登半島からの半島からの警告を読み解くー動いてなくてよかった志賀原発 つくられなくてよかった珠洲原発】のアーカイブを公開しました。
みんなのデータサイトオンライン学習会として実施したイベントの録画です。
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世界で発生するM6以上の地震の約20% が集中する日本列島に54基もの原発を稼働させていた無謀、 能天気。
その無謀が招いた福島第一原発事故で誓ったはずの反省をころりと 忘れて再稼働原発は12基を数えています。
能登半島原発地震は、 そうした懲りない日本への再度の警告だったととらえて、 日本中の全ての原発を今すぐに止めるべきです。
地震による被害は苛烈を極めましたが、原子力災害という視点で見れば、志賀原発は2011年以来稼働を停止したままであり、 珠洲原発計画は住民運動の力で2003年に凍結されていたことは 幸いでした。
もしも、どちらかの原発が稼働中だったら、 福島第一原発事故を超える大惨事となっていたかもしれません。
本講座では、次第に明らかになってきた地震と原発に関する情報を整理して、豊富なスライドでご紹介しながら、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
開催日時:2024年2月26日(月)19:00〜21:00
講師:大沼淳一 (未来につなげる東海ネット・市民放射能測定センター(Cラボ)、
NPO法人みんなのデータサイト理事、原子力市民委員会福島原発事故部会、
高木仁三郎市民科学基金顧問、元愛知県環境調査センター主任研究委員)
こちらからご覧いただけます(Youtubeにジャンプします)
★視聴は無料です。
活動を応援いただける方、カンパをお寄せいただける方はこちらからお願いします。