【新年のご挨拶と 書籍発行部数1万部達成のお礼】


【新年のご挨拶と 書籍発行部数1万部達成のお礼】
皆様、明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方の応援・ご協力で、全国30の参加測定室の悲願であった6年間の集大成『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』を1年がかりで製作・発行することが出来ました。この場を借りてお礼申し上げます。
また、発行後は想像もしなかった大反響を頂き、年末にさらに5,000部の増刷発注をかけさせて頂く運びとなり、これで11,000部を刷ることになりました。
多くの皆様が放射能のことを気に掛け、実態を知りたいというお気持ちを持ち続けてくださっていたことに、みんなのデータサイト一同、あらためてその役割を深く認識した次第です。
今年は、さらにひとりでも多くの方にこの本を届け、内容を理解して頂きたく、「読み解き講座」の実施に力を入れてまいりますので、是非データサイトを呼んで頂ければと思っております。この講座実施につきましては、頂いている助成金を活用することが可能ですので、費用のご心配なくお声がけ頂ければと存じます。
https://minnanods.net/map-book/contact/
決定した「読み解き講座」は公開してご案内する予定です。
そして、現在、昨年実施したクラウドファンディングの際にお約束した避難者の方へマップ集約300冊をお届けするための準備を継続しております。皆様から頂いたメッセージをマップ集に付け、全国に等しくお届けするために、関係団体・代表者の皆様にご尽力を頂いております。
1月中のお届けを目指して準備しておりますので、もうしばらくお時間を頂ければと存じます(お届け先は、お届け後発表します)。
少し後になりますが、2月には、イベントを交えたちょっと変わった出版記者会見をしようと準備中です。
乞うご期待! お楽しみに!!
東電福島原発事故、放射能汚染を「なかったことにさせない」ための様々な市民活動は、これまでずっと苦戦を強いられて来ており、心が折れそうになることもしばしばだったと思います。でも、8年目となっても、市民がつくった放射能の本が大型書店や図書館に並ぶ、各地の新聞や雑誌で取り上げられるという社会現象を起こすことが出来た意味は、大変大きいと感じます。
科学リテラシーを高め、市民科学で放射能汚染を論じるという観点で今こそ勝負を挑めると考えていますので、マップ集を存分にご活用頂ければと思います。
今年も共に頑張ってまいりましょう。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
みんなのデータサイト事務局長 小山貴弓
*『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』の詳細・購入方法はこちらから
https://minnanods.net/map-book/

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