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【5/30 ZOOM講座】野生キノコの放射性セシウムは今〜キノコプロジェクト測定報告会のお知らせ


2011年の東京電力福島原発事故から12年が過ぎ、食品の放射能汚染についてはもう大丈夫!?
こたえは、残念ながら「いいえ」です。

スーパー等で手に入る野菜や果物、お米等の食品については、ほとんどが不検出となっていますが、
一方で 今後数十年に渡って東北・関東を含む広範囲の地域で基準値を大幅に超える恐れがあり、採取・購入・食べることに注意が必要な食品もあります。
その代表的なものが「野生のキノコ」と「山菜」です。

今回は、そろそろ採れはじめる「野生のキノコ」について、昨年もみんなのデータサイトが取り組んできた市場調査「キノコ測定プロジェクト」の取り組みについて紹介し、またその測定結果をお伝えしながら皆さんと考えていく時間にしたいと思います。

 ●どうして国が検査しているのに、基準値を超える食品が流通してしまっているの?
 ●どのあたりの地域のキノコに 気をつけなくてはいけないの?
 ●キノコの種類によって、放射能の濃度の濃淡に傾向があるの?
 ●もし基準値超えの食品を発見した場合は、どうしているの?
 ●いつ頃まで放射能汚染に気をつける必要があるの?
 ●野生ではない栽培キノコや椎茸は・・?

このような質問にもお答えします。参加すれば、野生のキノコの放射能汚染について詳しくなり、余計な被ばくを避けることができるようになりますよ! 
生産者・出品者の方もぜひ参加して、ご自身が出品する野生のキノコが食品衛生法違反にならないよう、学んでいただければと思います。
後半には質問・交流タイムも取りたいと思います。
お誘い合わせの上ご参加ください!

講師: みんなのデータサイト共同代表 大沼章子(おおぬま しょうこ)
    未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター(C-ラボ) 所長

参加申し込み:Peatixでお申し込みください https://mds-06.peatix.com/view
 *Peatixでの申し込みが難しい方は、メールでお問い合わせください。 minnanods@gmail.com まで。

参加費:500円(学生・避難されている方・今月はちょっと・・の方は無料枠ございます!遠慮なくご参加ください) カンパも歓迎です
*お預かりした参加費、カンパは、今後のみんなのデータサイトの運営のため、大切に活用させていただきます


2022年キノコ測定プロジェクト 測定結果まとめを公開しました

福島原発事故から11年目の2022年秋もキノコの山野の汚染状況を明らかにするために「2022キノコ測定プロジェクト」に取組みましたので、測定結果を報告します。

2022キノコ測定プロジェクトの結果はここをクリック



これまでのキノコプロジェクト、タケノコ・山菜プロジェクトの調査結果、その他食品解析結果(バックナンバー)はこちらから


【緊急勉強会】弁護団長 井戸先生に聞く!311子ども 甲状腺がん裁判(オンライン開催)

311子ども甲状腺がん裁判のポイントと今後の動向を、弁護団長の井戸謙一弁護士にお聞きします!


ご存知の方も多いと思いますが、原発事故当時に福島県内に住んでいた17~27歳の男女6人(現在は7人)の原告が、甲状腺がんになったのは原発事故による放射能汚染が原因だとし、東京電力を提訴しました。子どもたちは事故当時6~16歳でした。11年の年月の重みを感じます。

一方、12月3日に公表された最新の「県民健康調査」検討委員会の報告によれば、新たに12人の甲状腺がんが見つかり、この調査で判明した甲状腺がんになった子どもの数は296人になりました。

これ以外に、がん登録で把握された集計外の患者43人をあわせると、事故当時福島県内に住んでいた子どもたちで甲状腺がんを発症した人数は338人にのぼります。
詳細:OurPlanet TV

このような状況の中、311子ども甲状腺がん裁判は、次回1月25日に第4回口頭弁論を予定しています。

そこで急きょ、弁護団長の井戸謙一先生をお迎えし、この裁判のポイントや 今後の展開、今の原告の方々の様子などお聞きする勉強会を企画しました。後半は質疑応答のお時間も設けます。

年末のお忙しい時ではありますが、この裁判について、放射能の被ばく影響についてみなで学びあい、勇気を出して立ち上がった原告の若者たちを支え、応援していきましょう!

日時:2022年12月26日(月) 13時30分〜2時間程度
場所:オンライン会議システムZOOMを使用します(お申し込みの方に参加用URLのリンクが届きます)
お申し込み方法
参加申し込みはこちら(Peatixへ)
*ゆうちょ口座へのお振込でお申し込みされたい方は、minnanods@gmail.com宛に
「12/26井戸先生勉強会参加申し込み」 の件名で、お名前、連絡先メールアドレス、電話番号、
お住まいの都道府県を記載の上お申し込みください。

参加費の振込先は、ゆうちょからの場合
口座記号番号 00100-7-729477
口座名称(漢字)みんなのデータサイト運営委員会
口座名称(カナ)ミンナノデータサイトウンエイイインカイ

他行からの場合
店名(店番) 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)
預金種目 当座 口座番号 0729477
口座名称(漢字)みんなのデータサイト運営委員会
口座名称(カナ)ミンナノデータサイトウンエイイインカイ

です。


*お申し込みいただいた方には、後日録画を視聴できるようにいたします。ご都合の合わない方も、どうぞお申し込みください!
*お寄せいただいたカンパは、ゲストの方への謝礼・データサイトの運営等に役立たせていただきます。


たくさんのご参加をお待ちしています。


2022年タケノコ・山菜 放射性セシウム測定プロジェクト 測定結果のご報告


 福島第一原発事故から11年目の春、福島では年間20 mSv以下の地域への帰還政策がすすめられています。しかし、山野の放射能汚染は今も継続中です。

 半減期2年のセシウム-134こそ事故時の2%にまで減少し、測定しても検出下限値未満が殆どですが、半減期30年のセシウム-137はまだ80%ほど残留しています。したがって、セシウム-134とセシウム-137を合算した放射性セシウムは、現在も事故時の40%が残留しています。
 特に山野に蓄積した放射性セシウムはそのまま残留・保存されていますので、山野草や野生獣肉の採取・利用には注意が必要です。

 そこで、2022年春も、旬のものプロジェクトとして、タケノコ・山菜の放射性セシウム濃度測定プロジェクトに取組み、その測定結果のまとめを「データの解析を見る」コーナーに掲載しました。

報告ページはこちらをクリック
  
 このプロジェクトは「The 10th  Fukushima, Nippon AWAKES」「12人の絵本作家が描く2022おうえんカレンダープロジェクト」など、多くの皆様のご支援を受けて実施しました、ここに感謝申しあげます。


土壌マップ表示不具合について(7/4〜7/10)

2022年7月4日頃〜10日13時頃まで、土壌マップの表示に不具合がありました。
Cs-134の値が低く表示されたことでマップ全体の色合いが本来の計算値より低い色になって表示されてしまいました。
現在は復旧しております。
上記の間にマップをご覧いただいた方には、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。