15ページ目

3月9日記者会見決定!この日までに一人でも多くの賛同を!!


3月9日(火)に、福島みずほさんのご尽力で、参議院議員会館にて「記者会見」を開かせていただけることになりました。

この日に、これまで私たちみんなのデータサイトが測定した結果から見える山菜、野生のキノコなどの100 Bq/kgの規制基準値超えの食品流通を報告するとともに、規制値を上げるという動きに対してNO!!を突き付けたいと思います。

ぜひ、この日に、一人でも多くの方からの声を集めて報告したいので、この1週間、みなさまお一人お一人から、知り合いの方に向けて、賛同の輪を広げてください。
オンライン署名はこちらから

どうぞよろしくお願いします。

-------------
なお、記者会見の概要はこちらです。

報道関係者各位

「食の安全を守れ!
厚労省ちゃんと測ってよ、穴だらけじゃん」
〜3.11から10年の今、個人売買サイトに出回る
放射能汚染キノコ問題から見える、公的検査体制の現状〜 記者会見のご案内

 市民放射能測定室のネットワーク団体「みんなのデータサイト」(福島県福島市:024-573-5697)は、国が定めた食品の放射性セシウム出荷基準値を超える食品が、インターネット個人売買サイト(メルカリやヤフオク!等)を通じて多数流通している現状を、市場調査および測定を通じて明らかにしました。  この測定結果を記者会見にて公表するとともに、これまでの測定で見えてきた、国の測定体制の欠陥について解説します。
 さらに、事故から10年を迎える今、「出荷できないキノコが多い」ことを「風評被害のせいだ」として、逆にこの100ベクレルの規制値を緩め、100ベクレルを超えるセシウムを含む食品を流通させようと、自民党の中にプロジェクトチームができました。これに対し、私たち市民放射能測定室は、出荷制限するかしないかを決める規制値を上げることに断固反対し、オンライン署名運動を開始しました。規制値緩和に対する市民放射能測定室、消費者の声を届けます。是非ご取材いだけますようお願いします。


2021年3月9日(火) 
13:30 〜14:30 会見 *予定
14:30 ~15:00 質疑応答 
参議院議員会館 B103会議室(地下1階)
* 入館証の準備のため、必ずお申し込みをお願いします。 現地に来られない記者の方はオンライン参加も可能です。

参加申し込みはこちら 

または、minnanods@gmail.com、 TEL: 090-7802-4934(担当:中村)
へご連絡ください。

--------------
みんなのデータサイト https://minnanods.net/ とは
東京電力福島第一原発事故を契機に生まれた全国の市民放射能測定室のネットワーク団体。 全国約30の市民測定室が加盟し、食品・土壌などの測定結果を集積するデータベース「みんなのデータサイト」を運営している。独自に東日本17都県の土壌3,400ヶ所を採取・測定した結果をまとめた書籍『図説・17都県放射能測定マップ+読み解き集』はシリーズ累計2万部を発行。

記者会見への現地参加、および、オンライン参加のお申し込みはここをクリック(会場の人数に限りがあるので、議員さん・記者さんに限らせていただきます)

一般の方へは、Youtubeによる配信を予定しています。詳しくはまたURLが決まったらお知らせします。


緊急!オンライン署名「食品基準値をゆるめないで」賛同のお願い


国が定めた、原発事故後の食品の放射性セシウムの出荷制限規制値は1キログラムあたり100ベクレルというものです。100ベクレルは、原発事故前であれば(今も原子力施設内では)、放射能マークのついた黄色いドラム缶に密封し、厳重保管しなくてはいけないと定められている値です。

私たちが日々いただく命の糧である食べ物の「食べてよいのか・食べてはいけないか」の基準がそのような高い値でいいのか?と思いながら、少しでも被ばくのリスクを下げるために測定活動をしていた我々にとって、食べ物を気をつけて生活している消費者にとって、今回のニュースは目を疑うものでした。

事故から10年を迎える今、「出荷できないキノコが多い」ことを「風評被害のせいだ」として、逆にこの100ベクレルの規制値を緩め、100ベクレルを超えるセシウムを含む食品を流通させようと、自民党の中にプロジェクトチームができたのです。

私たちは、出荷制限するかしないかを決める規制値を上げることに断固反対します。

国は、規制値を緩めるのではなく、最低でも100ベクレルの現在の規制基準を遵守してください。

さらに、いま抜け穴になっている個人売買サイトを経由して、基準値超えの野生キノコや山菜が流通している実情をきちんと把握し、監視を強め、厚労省が約束した「抜き打ち検査」を実施して、測定データを公開してください。そして、消費者が安心して食べ物を選べるよう、また生産者が安心して出荷できるよう、国や地方自治体の放射能測定体制を10年目を理由にして縮小せずに、維持・強化してください。ウクライナやベラルーシが1986年のチェルノブイリ事故以来、35年後もいまだ測り続けているように。

オンライン署名はこちら(クリックしてください。change.orgの署名サイトが開きます)。


マップ集ダイジェストの「フランス語版」が誕生しました!

2018年9月初版の「図説・17都県放射能測定マップ読み解き集」の英語版ダイジェスト「Citizens' Radiation Data Map of Japan」ができたのは2019年9月のことでした。ニューヨークの「核のない世界を目指すマンハッタンプロジェクト」のRachel Clarkさんの素晴らしいコーディネイトにより、アメリカとカナダの協力者が翻訳やデザインを担ってくれました。200ページに及ぶ日本語版から、海外の方に伝えたいエッセンスをギュッと濃縮して、16ページ翻訳していただいたのでした。

それからさらに1年半。

この度、フランスの市民団体ECHO-Echangesからのお申し出により、この英語版ダイジェストを元にした「フランス語版ダイジェスト」が発行されました。

フランス語版は、これまでの日本語版・英語版ダイジェストとは、全く違うユニークな表紙でデザインされました。
内容は、英語版の内容に追加して、福島、栃木、東京の3つの汚染マップ(2011年当時に換算した地図)を挿入して作成されました。また、あとがきにフランスの市民放射能測定所 CRIIRADの所長、ブルーノ・シャレイロンさんの言葉を収録しています。
空間線量ではなく、全国3,400地点の土壌の実測値を市民が3年間かけて調べて地図化したこのプロジェクトは、フランスの皆様にとっても貴重な情報になることでしょう。

24ページ、カラー。 ECHO-Echangesによる製作・発行です。
ソーティルデュ原子力ネットワークからの財政支援を受けています。
販売価格は5ユーロです。純利益は「みんなのデータサイト」に寄付されます。

日本では未発売です。(少しだけそのうち届く予定です、日本で欲しい人はいますか?)

入手方法はこちら
RéseauSortirduNucléaireのWebサイトの販売店で取り扱われる予定です。
https://boutique.sortirdunucleaire.org/index.php
またはECHO-Echangesから直接注文してください。
echoechanges@wanadoo.fr(5 exからの最小注文)


【掲載】2021年1月24日北海道新聞「読書ナビ」にて増補版が紹介されました

2021年1月24日 北海道新聞


 北海道大学の宮内泰介教授が、「市民の調査」に関する図書の紹介の中で、市民調査の手法を用いた1冊として「図説・17都県放射能測定マップ+読み解き集 増補版」を紹介してくださいました。
 
北海道新聞、1月24日の「読書ナビ」のコーナーに掲載されています。
北海道の方、昨日の新聞です。是非ご覧ください!


宮城県の民間有志団体らがまとめた原発事故の記録集が発行されました


タイトルは「3・11みんなのきろく みやぎのきろく」。A4判、160ページ。

東北大大学院の学術研究員鴫原敦子さん(49)=岩沼市=が中心となり、宮城県内の29の団体が協力してまとめました。
この編集メンバーには、宮城県のみんなのデータサイト参加測定室「みんなの放射線測定室てとてと」も含まれています。

内容は、原発事故発生時の宮城県の状況、宮城県の放射能汚染の状況、原発事故後の各地での市民の動き、宮城県内の市民測定室の活動と主な活動結果、放射線防護のための様々な取組や健康調査活動など、原発事故にまつわる多岐にわたる記録です。
高木仁三郎市民科学基金を活用して500部を発行しました。

入手などのお問い合わせは、「市民の記録」編集委員会 miyaginokiroku@gmail.com まで。

河北新報の記事はこちら