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【東京・船堀】もやい展始まりました。初日から盛況です


4月1日から、原発事故をテーマにした、合同アート展覧会「もやい展」が始まりました。
会場は、江戸川区船堀駅前のタワーホール船堀 1Fです。

15人の作家さんの作品は、どれもすばらしく、大きな空間で 福島や原発事故後の出来事に思いを馳せてください。
これに加えて、みんなのデータサイトも科学の側面で放射能測定データを可視化することで、今回このもやい展に参加させていただいています。

会場には、原発事故後の市民測定の歩みのほか、初めて、重さ130キロある測定器を、皆さんにみていただけるよう、分解して、中の鉛を全部取り去って、軽くして会場に持ち込みました。 空間線量計ではない、食品や土壌のベクレルを測れる測定器、ぜひ間近でみてください。

会場では、様々な催しが連日あります。また中筋純さんの新しい動画作品「9年目の津波」などの上映、音楽、いろいろなパフォーマンスもございます。

くわしくは「もやい展」ホームページをご覧ください。


会期は4月8日(木)17時まで、入場無料です。

たくさんの作品がありますので、ぜひご来場いただき、じっくりとご覧いただければ幸いです!

データサイトのメンバーは、金、土、日、月、火、そして最終日は必ず誰かいます。 



【特集】「2021年の3.11 市民測定の記録」を公開しました!


住む場所も、生き方も違う私たちが、2011年の3月11日に起きた東日本大震災による「福島第一原発事故」によって出会い、「市民測定室」を作り、みんなのデータサイトという仕組みによってともに学び、情報を得、互いに励ましながら、今日まで活動してきました。

それぞれの測定室には、設立から2021年3月11日に至るまで、たくさんのドラマがありました。
ときには乗り越えがたいと思われる困難があり、そのたびに応援してくださる方々の力を借りて測定を続けてきました。

3.11から10年の今、市民測定に関わる私たちが、それぞれの活動の記録をのこし、公開することにしました。
短い期間に、約30の記録が集まりました!
どの記録も、事故当時から今までの活動を誠意と熱意を持って、歩み続けたことが伝わってきます。

長いものから短いものまで! 是非ゆっくりとお読みください。

「2021年の3.11 市民測定の記録」 https://minnanods.net/10years/


【動画を公開】2月27日『緊急!食品の放射能基準値を変える動きについて考える』オンラインイベント

2月27日に開催した『20210227 緊急!食品の放射能基準値を変える動きについて考える』オンラインイベントの模様を公開しました。
木村真三先生のお話、みんなのデータサイトのキノコプロジェクトの結果報告、オンライン署名キックオフなど。 
是非ご覧ください! 

原発事故からまる10年を迎える今年1月21日、自民党東日本大震災復興加速化本部は、事故後の食品の出荷制限基準値(セシウム:100ベクレル/キログラム)について、妥当性を検証するプロジェクトチームを発足しました。
「安全側の厳格な基準により野生のキノコや山菜などの出荷が今なお制限され、風評被害の一因にもなっている現状を打破するため、科学的で合理的な規制の運用に見直す狙い(福島民友:2021年1月22日)」
この動きは、福島県以外ではほとんど報道されていず、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
果たして、本当にそれは風評被害なのか?
基準値を緩めることで、食の安全は守られるのか? どのように緩和しようとしているのか。
みんなのデータサイトに参加する市民測定室の合同調査によると、これまで、「野生のキノコ」や「山菜」では、出荷制限のかかっていない地域からでさえ、基準値を超える放射性物質を含む食品が多く見つかっています。厚労省では我々の調査結果・通報を受け、「来春からは抜け穴になっているネット通販サイトなどの抜き打ち検査について検討する」と報道があったのですが、まさか、基準値の方を見直す動きが出てくるとは。
そこでみんなのデータサイトでは、緊急のオンライン集会を開きました。

■プログラム
経緯説明
木村真三さん(放射線衛生学者)基調講演
市民測定から見える問題点解説
質疑応答・討議
今後のアクションについて 

Youtube こちらで見ることができます


マップ集・フランス語版ダイジェストがフランスで販売開始


フランスの市民団体「à ECHO-Exchanges(言霊の交換)」により、この度 放射能測定マップのフランス語版ダイジェストが完成し、フランス脱原発全国ネットのショッピングサイトに掲載されました。

フランス語版は、英語版ダイジェストに収録されている福島県に加え、隣接する栃木県、そして東京都という3つの地域の汚染マップを挿入して作成されました。


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測定値はセシウム134と137の合計値であり、2011年3月の値は測定時の実測値から減衰計算によって推定され、表示されています。文部科学省と原子力規制委員会が発行した航空機監視マップは、地上300 mから測定された空間線量に基づいて変換されており、「みんなのデータサイト」のベクレルの実測からの減衰計算よりもはるかに精度が低くなっています。実際のサンプル土壌によるベクレルマップとして他にないユニークな「サイト」マップです。


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あとがきは、フランスの市民放射能測定所 CRIIRAD 所長のBruno Chareyronさん。
CRIIRADの皆様には、10年前の原発事故直後に必要だった様々な放射能測定器の支援や、測定技術の研修など、当時大混乱だった日本の市民放射能測定室の設立において、手探りだった「市民が自ら測定する」ことに、多大なご支援をいただいてきたことを知っています。
日本の市民測定室のネットワークとして、ここにあらためて 10年間のご支援に感謝申し上げます。今後とも互いにつながって活動していきましょう!


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24ページ・カラー・ 編集・ ECHO-Echanges.ソーティルデュ原子力ネットワークからの財政支援。
販売価格は5ユーロです。

なお、純利益はみんなのデータサイトに寄付されます。

à ECHO-Exchangesの代表、Kolin Kobayashiさん他、ご尽力いただいた皆様に心から感謝します。

購入はこちらから(「フランス脱原発全国ネット」のサイトです)。 購入は最小単位5冊から。
https://boutique.sortirdunucleaire.org/index.php?id_product=589&controller=product&fbclid=IwAR3vw1ImhJFXnqQ-lhJ9t26aIgGyTtTs-JB6m8beqeSCtTnlCDAdSz9o4S8

*日本国内では販売予定は今のところありません。

La carte citoyenne de la contamination radioactive du Japon    Cette carte est l'aboutissement de six années de travail collectif de « Mina-no-data-site » en réseau des 33 centres citoyens de mesures de la radioactivité nées dans diverses régions du Japon après la catastrophe de Fukushima. C'est un résumé des résultats des mesures effectuées par 33 centres de mesures citoyennes à partir d'échantillons prélevés du sol sur 3400 lieux par 4000 volontaires entre 2014 et 2017.     La version française a été créée en insérant des cartes de pollution des trois régions, Fukushima, Tochigi et Tokyo à partir de la courte version anglaise. La raison pour laquelle cette carte est importante est qu'elle mesure la radioactivité du sol, pas la dose aérienne, de sorte que vous pouvez voir la quantité de contamination de manière beaucoup plus fiable que la dose aérienne. La mesure est la valeur totale du césium 134 et 137, et la valeur pour mars 2011 est estimée et affichée par un calcul d'atténuation. Les cartes de surveillance des aéronefs publiées par le ministère de l'Éducation, de la Culture, et des Sciences et de la Technologie et la Commission de la régulation nucléaire sont converties en fonction des doses aériennes mesurées à 300 m au-dessus du sol et sont beaucoup moins précises que les estimations de Becquerel sur le terrain de cette carte de « Mina-no-data-site » qui est unique jusqu'à présent en tant qu'une carte en becquerel d'après échantillons réels.    

Le contenu comprend les trois cartes agrandies de Fukushima, de Tochigi et de Tokyo estimées pour mars 2011, uLes autres pages présentent la valeur estimée en 2020 et la valeur estimée pour 100 ans. Si vous allez sur le site , vous pouvez voir toutes les cartes de mesures des 17 départements du Tohoku, Nord-Est du Japon.


Citizens' Radiation Data Map of Japan
https://en.minnanods.net

La carte se vends au boutique du site Réseau Sortir du Nucléaire  :
https://boutique.sortirdunucleaire.org/index.php

ou commandez directement à ECHO-Exchanges :
echoexchanges@wanadoo.fr (commande minimum à partir de 5 ex)