2026年上半期 学習会・イベントスケジュールのお知らせ



みんなのデータサイトの2026年は、みなさまと共に学ぶ学習会・講演会等の機会をなるべくたくさん作っていくことになりました!

定期的な学習会として、毎月第3水曜日の19時から開催します!

その他、リアルイベントや他団体とのコラボレーションイベント等、決定次第、随時お知らせしていきます。

詳細は、このブログにそれぞれのトピックをアップしていきます。
またみんなのデータサイトFacebookページでも同様にお知らせしていきます。

本年もみんなのデータサイトをどうぞよろしくお願いします!


【オンライン】1/21(水)19時〜 市民測定室の作り方プロジェクト 中間報告 〜市民放射能測定活動の5W1H〜


みんなのデータサイトで2年前から実施している「市民測定室の作り方プロジェクト」の中間報告会を開くことになりました。

この調査にご協力くださった皆様、市民測定にかつて携わっていた方々、放射能測定にご関心のある一般の方、原発の再稼働が進むいま、これから市民放射能測定所の立ち上げに関心がある方もぜひご参加ください!


✅市民放射能測定室は、いつ、どこで、だれが、なぜ、どのように 作ったのか

✅どのように運営され、活動し、何をどのくらい測定し、どんな悩みがあり、現在どうなっているのか

✅市民が極力お金をかけずに正確に測定するためにしてきた工夫、生み出した道具、代用してきたものはなにか

✅今後これらの知見をまとめて制作するブックレットの進捗状況やスケジュールについてもご報告します

お申込みいただいた方には、後日アーカイブのリンクもお送りします!

お申し込みはこちら→ https://mds-15.peatix.com/view



「市民放射能測定室の作り方プロジェクト」とは

2011年の福島原発事故後、日本各地に100前後の市民放射能測定室が誕生しました。
誕生しました、という言い方は正しくありません。

本来環境中にあってはならない、とんでもない莫大な量の放射性物質が、原発事故により東日本一帯に広がりました。
果たして水や農作物は口にしても大丈夫なのか、行政が発表する放射性物質不検出は信用できるのか、といった
不安や不信を抱きながら、必死に立ち上げられたのが各地域の市民放射能測定室でした。
その活動には、小さな子どもを持つお母さん・お父さんや、自らが育てた生産物をお客様に安心して届けたいという
農業生産者をはじめ様々な人びとが参加しました。

事故からまもなく15年。測定室の中には、生活環境の変化やメンバーの高齢化、測定依頼の減少、その他様々な運営の困難などにより、運営の規模を縮小したり、閉鎖を余儀なくされたところも少なくありません。

その実態に迫り測定の技術や知見を未来への記録として残すブックレットを制作するため、2年前にこのプロジェクトを発足しました。

「私たちはどのように原子力過酷事故とたたかってきたか- 市民放射能測定室の作り方アンケート」
と題する筆記式のアンケートをつくり、知りうる限りの住所へ郵送、その数は80ヶ所を超え、これまでに得られた回答は54ヶ所にのぼります。(現在も、アンケートにご協力いただける方がいればお願いを継続しています)


また、回答をいただけた測定室のうち、20数ヶ所には現地あるいはZOOMを使ったインタビューを実施して実際の設置場所や資料を拝見したり、紙面では伺いきれなかった事項を教えていただきました。

またアンケートから得られた外部協力者等への調査も実施しました。

このたび、プロジェクトから2年が経過したことを踏まえ、これまでの調査結果の取りまとめや考察、そしてプロジェクトの今後の展望について、プロジェクトリーダーの藤田からご報告します。



「市民放射能測定室の作り方プロジェクト」リーダーのプロフィール


藤田康元(ふじた・やすもと)

つくば市民放射能測定所代表、2023年6月からみんなのデータサイト副理事長。
大学非常勤講師として科学史や技術者倫理を教えるほか、障害者介助の仕事で
生計をたてる。2023年8月に茨城県土浦市に古本屋「生存書房」を開業した。

お申し込みはこちら→ https://mds-15.peatix.com/view


【2/8 東京】ヨウ素剤配布会 参加申し込み受付中


放射線防護について学び、安定ヨウ素剤を受け取ろう!

★知って備えれば、守れるものがあります
2011年3月、福島原発事故がおき、身体に有害な「放射性物質」が大量に大気中に拡散されました。原発から200キロメートルも離れているここ東京にもその汚染は風に乗って届き、水道水から放射性物質である「放射性ヨウ素」が基準を超えてしまい、乳児・子ども用にペットボトルの水が自治体から配られました。
放射性ヨウ素は、呼吸や飲食で体内に取り込まれてしまうと、甲状腺に集まり、そこで放射線を出し続け細胞を傷つけ、将来甲状腺がんを発症する恐れが高まってしまいます。
私たちが身を守るためにできることは、被ばくをしないことしかありません。そのひとつ、「ヨウ素剤」は甲状腺に蓄積されやすい放射性のヨウ素が体内に吸収されるのを防ぐ効果があります。
いま一度、放射線防護について学んでみませんか?
当日は、牛山先生による説明の後、希望の方に問診後、安定ヨウ素剤をお渡しします!

★ヨウ素剤ってなあに?
原子力発電所で災害が起きたとき、大気中に大量に放出される「放射性ヨウ素」は、呼吸や飲食などを通じて人体に取り込まれると、のどにある「甲状腺」にたまりやすいという性質があります。放射性ヨウ素を取り込む前に、ヨウ素剤(安定ヨウ素)を服用することで甲状腺を先に「普通のヨウ素」でいっぱいにして、有害な放射性ヨウ素が甲状腺に入り込むのを防ぐものです。

◆正しいタイミングで飲むことが大切
  → 早過ぎても遅すぎても効果が下がります。
◆特に子どもに有効
  → 成長期の甲状腺は放射性ヨウ素の影響を受けやすい

★牛山先生からのメッセージ
「知っている」「備えている」ことは、
パニックを防ぐ力になります。いざというとき、
自分で判断し家族や地域の子どもたちを守るために
ぜひご参加ください!

▶️主催のRound shapeは、原発事故後さまざまな想いを持つ
仲間たちが「つながりの輪」を広げてぐるっと
繋がっていこうという願いを込めて活動しています。
▶️お申し込み・お問い合わせはチラシのQRまたは
メール roundshape2025@gmail.comまで お気軽にどうぞ!
協力:みんなのデータサイト




【東京・オンライン併用】12月6日(土)18時半から 大沼章子さんを偲ぶ会


2025年12月6日(土)18時半から21時ころまで、
東京 国立オリンピック記念青少年総合センター(オリンピックセンター) 
部屋:センター棟402号室にて。

みんなのデータサイト主催 大沼章子さんを偲ぶ会を開きます。
生前の大沼章子さんと親交のあった方など よろしければお越しください。
平服でどうぞ。

センター棟は、オリンピックセンターの入り口を入って階段を登り、広場の右奥にある建物です。
https://nyc.niye.go.jp/facilities/center (3番の建物)


また、オンラインでご参加くださる方は、下記URLよりご参加いただけます。

トピック: 章子さんを偲ぶ会(東京)
時刻: 2025年12月6日 06:30 PM 大阪、札幌、東京
Zoom ミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/83341236430?pwd=Bz33xBjtYalNYRaFzbj90iwaw4XUsu.1

ミーティング ID: 833 4123 6430
パスコード: 404394



世界核被害者フォーラム2025 参加報告


みんなのデータサイトは、広島・長崎被爆80周年「核のない未来を!世界核被害者フォーラム2025」に10月5・6日、参加してきました。

世界11ヵ国から36人が参加しました。
環境・健康・人権・植民地支配・コミュニティ崩壊など、核サイクルのどの時点で世界のどこでどのような問題が起きているか、どのような活動をしているかなどの報告がありました。どの報告者の発表もとても重く厳しいもので、1人の発表だけで1つの講演会をできるぐらいとても濃厚な二日間でした。
その模様をほんの少しですが報告します。

■世界核被害者フォーラム2025とは
このフォーラムは、広島で活動する「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」と、ニューヨークで活動する「核の無い世界のためのマンハッタン・プロジェクト」という2つの団体が主催しました。呼びかけ団体は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)、原水爆禁止日本協議会(原水協)。HANWAの代表である森滝春子さんは、昨年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の結成に参画し、被爆者運動と原水爆禁止運動を主導した森滝市郎さん(1994年に92歳で死去)の次女で現在86歳。被爆70年の2015年に1回目のフォーラムを開催し、今回が2回目となります。

■プログラム
★セッション1 核サイクル被害現場から
1. 広島・長崎原爆被爆
2. ウラン採掘・精錬・核燃料製造
  ウラン鉱山核被害ドキュメンタリー
「コンゴよ!われわれのポケットが血で汚れている!」
上映会とシュリプラカッシュ監督トーク
3. 核実験と核植民地主義
4. 原発事故・原発労働
5. 核廃棄物の処理・劣化ウラン兵器
   特別公演 「核被害者である医科学者として」
ティルマン・ラフ
(メルボルン大学名誉主任研究員 IPPNW 前会長)
★セッション2 核被害者の権利と補償の確立、核利用の根絶に向けて ラウンドテーブル
★閉会セッション 広島宣言及び世界核被害者の権利宣言2025の採択

■原発事故・原発労働のセッションについて

みんなのデータサイトが発表したのは、2日目の4. 原発事故・原発労働のセッションでした。
コーディネーター:木原省治さん(被爆2世、原水禁常任理事など歴任)/宇野朗子さん(福島市より避難、京都在住。原発訴訟京都訴訟原告など)
スピーカー:菊池ゆかりさん(福島県石川町の小学校教諭。原発事故後、放射線や人権に関する教育実践を続けている。教職員組合)
中村奈保子(NPO法人みんなのデータサイト 事務局)
菅野哲さん(録画・元飯舘村役場職員。飯舘村原告団長)
片山夏子さん(東京新聞福島特別市局記者)
ジャンナ・フィロメンコさん(録画・ベラルーシ・ゴメリ出身でミンスクに移住。2024年悪性リンパ腫に罹患し闘病中)
降津かつみさん(臨床医として大阪在住の原爆被爆者の治療に携わる。福島原発事故被害から健康と生活を守る会アドバイザー、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西共同代表、兵庫医科大学非常勤講師)

みんなのデータサイト 発表要旨:
福島原発事故後、市民放射能測定室が全国にできたのは、国の調査が遅く信頼できなかったこと。自分たちで自分たちの知りたいものを測定して安心かどうか確かめたかったこと。
土壌プロジェクトという大掛かりな17都県の調査さえ、国がやらないから市民のべ4000人で取り組まざるを得なかったこと、調査により福島原発事故による放射能汚染の証拠を残せたことを報告しました。
また、一般人の被ばく許容量年間1ミリシーベルトが事故後20ミリシーベルトに引き上げられ避難や移住の根拠になってしまったことや、放射性廃棄物の管理基準1キログラムあたり100ベクレルであったものが8000ベクレルまでに法律を変えられて緩くなってしまったことを報告しました。また、風評被害どころか、風評加害者という言葉までが御用学者やマスコミにより作られ、それが本来の被害者に向けられることで被害の声を上げづらくなっている現在の実情を訴えました。
最後に、これ以上被ばくする人を増やさないため、みんなで力を合わせようと呼びかけました。

■広島宣言と世界核被害者の権利宣言
世界核被害者フォーラムの最終日に採択した広島宣言と世界核被害者の権利宣言につきましては、以下のページから日本語版と英語訳をダウンロードできます。
https://mp-nuclear-free.com/Nuclear/2025_WNVF_01.html