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2022年 野生キノコ測定プロジェクト始まっています


みんなのデータサイトでは今年も野生キノコ測定プロジェクトを実施しています。

今年もキノコ名人たちのお力を借りて採取協力をいただいています。また道の駅やネットフリマサイト等で入手できる食品の中に、食品衛生法違反となる「1キログラムあたり100ベクレル」を超えるものがないか、調査をしています。

既に8月に測定した中で、長野県産「チチタケ」と、山形県産「サクラシメジ」で100 Bq/kgを超える値のキノコが見つかっています。詳細はリンク先をご覧ください。

**キノコの測定結果**

一般にスーパー等で入手できる栽培キノコや野菜、食品等の大部分では今となっては放射能をほとんど検出しませんが、除染していない山で採取される野生キノコや山菜等については、みなさんが思っている以上に広い範囲で 基準値超えになる可能性がありますので、十分ご注意ください。

このプロジェクトは、応援カレンダープロジェクト(https://12ehoncalendar.com/) からの助成をいただいて活動しています。ご支援に感謝申し上げます。


土壌マップ表示不具合について(7/4〜7/10)

2022年7月4日頃〜10日13時頃まで、土壌マップの表示に不具合がありました。
Cs-134の値が低く表示されたことでマップ全体の色合いが本来の計算値より低い色になって表示されてしまいました。
現在は復旧しております。
上記の間にマップをご覧いただいた方には、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。


【7/24・オンライン】臨床医からみた福島の小児甲状腺がん


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みんなのデータサイト 7月のオンライン講座

「臨床医からみた 福島の小児甲状腺がん」
講師:牛山元美先生

東京電力原発事故以降、勤務医の傍ら、関東や福島県で甲状腺エコー検診を続けられ、原発事故後の健康について、当事者や家族の不安や悲しみに寄り添い続ける牛山先生に、原発事故後の小児甲状腺がんについて、臨床医の立場からのお話をじっくりと伺います。

後半は皆さんからの質問などもお受けしながら交流ができればと思っています。

日時: 7月24日(日)13時〜15時 (録画視聴できます)


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【参考1】福島県における甲状腺がんの多発
福島原発事故の後、福島県在住・在学だった当時18歳以下の子どもたちに対して行われている「県民健康調査」によって274人に見つかっています。また県民健康調査の集計結果から途中でこぼれ落ちてしまっていた19例(細胞診で悪性ないしその疑いと診断されない場合等は経過観察に移行します。その後がんが発見されても検討委員会には報告されない)、311甲状腺がん子ども基金が支援事業で見つけた県外で受けた検査や手術例(15例)を含めると、少なくとも308人です。
福島県の県民健康調査委員会は、現時点でもなお、原発事故との因果関係を認めていません。
甲状腺がんがこれだけ見つかっているのは大規模な「スクリーニング調査」を行なったことによるものであり、本来見つけなくても良い小さくて軽微なガンを早く見つけてしまっているだけだ、と唱える医師や専門家もいます。
しかし実際、県民健康調査で見つかった福島の子どもたちの小児甲状腺がん手術のほとんどを担当している鈴木眞一医師(福島県立医大)は、過剰診断論を否定しています。
(以上、出典:3.11甲状腺がん子ども基金)

【参考2 】311子ども甲状腺がん裁判が今年5月に始まりました
今年5月には、原発事故当時幼稚園生から高校生だった男女6人が、福島原発事故に伴う放射線被曝により甲状腺がんを発症したとして、東京電力を訴える決意をしました。「311子ども甲状腺がん裁判」です。この10年間、声を上げることができなかった福島県の小児甲状腺がんの患者がついに立ち上がったのです。

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参加申し込みについて

★Peatix
https://mds-03.peatix.com/viewにてお申し込みを受け付けています。

*避難中の方、学生さんなどには無料でご参加いただけます。無料チケットでお申し込みください。
*お気持ち(カンパ)をお寄せくださる方は、お気持ち付きのチケットをお選びください。

お寄せいただいた参加費やお気持ちは、講師の方への謝礼や今後のみんなのデータサイト運営のために大切に使わせていただきます。

お申し込みいただいた方には、開催終了後に録画のリンクをお送りします。ご都合の合わない方は後ほど動画をご覧ください(交流タイムなど、内容によっては一部カットする可能性もあります。ご了承ください)。


★Peatixでの申し込みが難しい方は、データサイトの代表メール minnanods@gmail.comにお名前と7/24参加申し込み、連絡先メールアドレスと電話番号(緊急時のみ使用)を添えてお申し込み後下記ゆうちょ口座へお振込ください。

  ゆうちょからの場合
口座記号番号 00100-7-729477
口座名称(漢字)みんなのデータサイト運営委員会
口座名称(カナ)ミンナノデータサイトウンエイイインカイ

他行からの場合
店名(店番) 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)
預金種目 当座 口座番号 0729477
口座名称(漢字)みんなのデータサイト運営委員会
口座名称(カナ)ミンナノデータサイトウンエイイインカイ


オンライン講座「世界最大の原発『柏崎刈羽』が爆発する日」その時わたしはこう逃げる 録画視聴のご案内


5月に開催したオンライン講座には、リアル参加・録画視聴を含め、多くの方にご視聴いただきありがとうございました。

講座でお伝えしたポイントは、いかに「爆発直後の初期被ばく」(つまり放射性ヨウ素による被ばく)を防げるかでした。
すくなくとも、放射性ヨウ素については、防ぐ手立てがある。防がないと、甲状腺被ばくを免れることができないとも言えます。

この初期被ばくを防ぐには、国・行政・テレビなどの情報・報道を待っていては、間に合わない可能性が非常に大きいことがわかりました。
いざというときの備えとして、ご自分で、空間線量や風向きなどを調べることを習慣化しておきましょう。
そして、今の避難計画がいかに非現実的であるかもご紹介しました。
このように、今回の講座は、少しでも被ばくを減らすために、日本に住む全ての方が最低限知っていて欲しい内容となっています。

この講座で学んだことをきっかけに、ご自分がお住まいの地域では、果たして原子力災害時にどのような避難計画があるのかないのか?
機能しそうか、など、検証してみることも大切です。物品の備えの参考にもしていただけたらと思います。


この講座をこれからみてみたい、という方々のために、500円〜で、録画視聴のお申し込みを受け付けることにしました。

(この収益は、みんなのデータサイトの活動資金として、大切に使わせていただきます)
ご希望の方は、こちらからお申し込みください。折り返し録画のURLと、スライドのPDFデータをお送りいたします。


↓↓以下の通販サイト(BASE)の上から2番目に、オンライン講座録画視聴+プレゼン資料PDFのセット(500円)がございます↓↓

オンライン講座「世界最大の原発『柏崎刈羽』が爆発する日」その時わたしはこう逃げる録画視聴の申し込みはこちら

このデジタルコンテンツは、決済がクレジットカードのみとなっております。

郵便振り込みやコンビニ決済のご入金をご希望の方は 以下のメールまで「5月講座録画視聴希望」として、お問い合わせください。
お問い合わせ先: minnanods★gmail.com(★を@に置き換えてください)


2021年キノコ測定プロジェクト 測定結果まとめを公開しました


2021年秋に実施した、キノコ測定プロジェクトの結果をまとめ、公開しました。
ぜひご覧ください。
https://minnanods.net/analyze/food-data/2021autumn.html


なお、以下のプロジェクト結果についても、など過去のプロジェクトの解析結果はこちらからご覧いただけます。
・2021年 タケノコ・山菜プロジェクト
・2020年 17都県 キノコ測定プロジェクト
・2020年 タケノコ・山菜プロジェクト
・2019年 全国タケノコ測定プロジェクト
・2014年 広範囲単品測定プロジェクト(タケノコ・しいたけ)
  (その他)