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【7/14(月)】安定ヨウ素剤配布 オンライン説明会を実施します


【万が一の原発からの放射能漏れ等の事故に備え、「安定ヨウ素剤」を各家庭で常備しておきましょう】

こんなことをしなくていい世の中にしたい!

でも、 今の日本で子どもたちの健康と命を守るためには必要な備えです。


安定ヨウ素剤は、 原発から5km圏内の自治体でのみ事前配布されており、30㎞圏内の自治体では一部で事前配布されてはいるものの、多くは「事故後に配布を検討する」とされています。

2024年1月1日に起きた石川県の地震をみても、万が一原子力災害が起きた時に放射性ヨウ素の被ばく以前に確実に安定ヨウ素剤を飲める体制でないことが明らかになったのではないでしょうか。

2011年に起きた福島第一原発事故の時は、原発から250㎞ 離れた東京の上水道にも基準を超える放射性ヨウ素の汚染があり、乳児のいる家庭にペットボトル入りの水が配られました。つまり放射性物質は5kmとか30kmといった距離ではなく風向きによって250km離れていても到達してしまうことがわかります。

日本では、北海道と鹿児島県の島嶼部の一部、および沖縄県を除いて日本列島がすっぽりと、どこかの原発から250kmの円の中に入ります。

つまり、どこにいても、原発事故の影響を受ける可能性があります。

そこで、全国どこからでも参加できるオンラインの説明会を牛山先生のご協力のもと企画しました。

この説明会に参加(または録画視聴)後に、問診票を記入して送付していただくことで、ご自宅等ご希望の場所で
安定ヨウ素剤を受け取ることができます。

お申し込みはこちら→ https://mds-13.peatix.com/view

メールでのお申し込み方法
1)minnanods@gmail.comへ 件名を「7/14 安定ヨウ素剤配布説明会」と明記した上で、本文に以下の情報を添えてお送りください。

 ・お名前
 ・住所
 ・電話番号
 ・メールアドレス

 ・安定ヨウ素剤希望する人数(●人分)

2)折り返し、振込先口座番号と金額をお知らせしますので、お振込をお願いします。

3)振り込み確認後、当日のZOOM参加URL、問診票等のダウンロード用URLをお送りします。


直接牛山先生に質問できる貴重な機会でもありますので、お一人でも多くの方にご参加いただきたいと思います。
お誘い合わせの上 ぜひどうぞ!


「市民測定室のつくりかた」 アンケート報告書(第1版)公開のお知らせ & 市民放射能測定室を探しています!


2011 年の東京電力福島第一原子力発電所事故直後、全国に市民放射能測定室が多数立ち上がり、
人々を被ばくから守るための活動が始まりました。その数はピーク時には 100 ヵ所程度は存在したともいわれています。
事故から 10 年以上を経た現在、人々の関心は薄れ測定依頼は減少傾向にあり、測定依頼の減少やメンバーの高齢化等によって活動の縮小が進んでいる測定室も少なくありません。
事故直後の混乱と恐怖の中でやむに止まれず苦労して立ち上げた市民放射能測定室をつくる経験や測定に関する知見を収集して記録することは私たちの責務であると考えます。
そこでみんなのデータサイトでは、『市民測定室を作る(仮題)』を作るためのプロジェクトを 2023 年から進めています。
まずは現状を確認するため、全国各地の市民放射能測定室に筆記式アンケートをお願いし、その結果を取りまとめます。
また、必要に応じてインタビューを実施しています。放射性物質や測定に関する基礎的な知識も整理して掲載し、市民が放射能測定室を立ち上げ運営するノウハウをまとめたガイドブックを完成させることを目標としてます。


●アンケート報告書(第1版)公開しました

2023年から市民放射能測定室を対象した質問紙調査(アンケート調査)を実施しています。
これまでに84 ヵ所の測定室に送付し、43 測定室から回答を得ています。
今回、その結果を取りまとめた報告書を作成・公開しました。
こちらからダウンロードしてお読みいただけます。

●現在、このアンケート調査の最終呼びかけ中で市民放射能測定室(立ち上げ経験者など)を探しています

以下の回答済測定室「以外」に、市民測定室をやっていた・やっているという方またそうしたお知り合いをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひアンケートにご協力いただきたくお願い申し上げます。
お心当たりがございましたら、みんなのデータサイトへご一報ください!
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アンケートに回答をいただいた測定室は以下の45測定室です
(2025年5月7日現在。アンケート報告書(第1版)には43測定室記載)
さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろ(北海道札幌市)
北海道放射能分析センター(北海道帯広市)
みんなの放射線測定室「てとてと」(宮城県柴田郡大河原)
認定 NPO 法人いわき放射能市民測定室たらちね(福島県いわき市)
福島食品放射能計測所・いのり(福島県福島市)
郡山食品放射能計測所・いのり(福島県郡山市)
いわき食品放射能計測所・いのり TEAM ママベク(福島県いわき市)
NPO 法人 ふくしま 30 年プロジェクト(福島県福島市)
会津放射能情報センター(福島県会津若松市)
銀河市民放射能測定所(福島県須賀川市)
しらかわ・市民放射能測定所「ベク知る」(福島県白河市)
常総生活協同組合(茨城県守谷市)
那須希望の砦(栃木県那須郡)
アジア学院ベクレルセンター(栃木県那須塩原市)
栃木県北放射能計測室 陽向工房 (栃木県那須町)
高崎市民測定所クラシル(群馬県高崎市)
所沢・市民放射線測定所「とこらぼ」(埼玉県所沢市)
森の測定室 滑川(埼玉県比企郡)
みんなの放射線測定室 in 秩父(埼玉県秩父郡)
HSF 市民測定所・深谷(埼玉県深谷市)
私達の未来測定所・秩父おがの(埼玉県秩父郡)
NPO 法人 新宿代々木市民測定所(東京都中野区)
にしとうきょう市民放射能測定所あるびれお(東京都西東京市)
ハカルワカル広場: 八王子市民放射能測定室(東京都八王子市)
小金井市放射能測定器運営連絡協議会(東京都小金井市)
NPO 法人放射線測定室アスナロ(東京都板橋区)
とやま市民放射能測定室はかるっチャ(富山県富山市)
黒姫駅前みんなの測定所(長野県上水内郡)
IRIS(イリス)放射能検査サービス(長野県上田市)
NPO 法人日本チェルノブイリ連帯基金 Team めとば(長野県松本市)
静岡放射能汚染測定室(静岡県静岡市)
未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター(C-ラボ)(愛知県名古屋市)
京都北部・市民放射能測定所 たんぽぽ(京都府綾部市)
きょうと・くっすん らぼ(京都府京都市)
京都・市民放射能測定所(京都府京都市)
阪神・市民放射能測定所(兵庫県西宮市)
さかな二匹の測定所(兵庫県神戸市)
はかるなら(奈良・市民放射能測定所)(奈良県奈良市)
おのみち -測定依頼所-(広島県尾道市)
せとうちラボ(香川県高松市)
(ほか、名称非公表が 5測定室)



↓↓報告書のダウンロードはこちらから↓↓
https://minnanods.net/tsukurikata/entry-1758.html

問い合わせ先
NPO法人みんなのデータサイト
minnanods@gmail.com



*このプロジェクトは、高木仁三郎市民科学基金の助成をいただいて実施しています。


【掲載】東京新聞「 匿名出品のフリマでは対策困難? 約3割の野生キノコから基準値超のセシウム 最大で20倍検出

【東京新聞に記事が掲載されました】
みんなのデータサイトが実施している、キノコプロジェクトについての記事が東京新聞に掲載されました。
みんなのデータサイトの測定室福島ラボが取材された内容です。
事故から13年が経ち、人々の関心が薄れ、今後ますますこうした食品が安易に出回り人々の口に知らず知らず入ってしまうことが懸念されます。
(紙面でも掲載されています)
=================
匿名出品のフリマでは対策困難? 約3割の野生キノコから基準値超のセシウム 最大で20倍検出:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/375155
東京電力福島第1原発事故による食品の放射能汚染を調査するNPO法人が、インターネットのフリーマーケットサイトで今秋以降に購入した野生キノコの3割で、食品基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと明らかにした。厚生労働省は、匿名でも販売できるフリマサイトで売られる食品の抜き打ち検査をしているが、限界が示された。(大野孝志記者)


なお、みんなのデータサイトのきのこの測定結果はこちらからみることができます。


参加者募集【7/8 オンライン】札幌の市民運動の軌跡と 市による給食食材測定12年間のデータを読む


みんなのデータサイト、7月の学習会は、北海道の市民放射能測定室「はかーる・さっぽろ」をお招きしてお送りします。
ぜひお誘い合わせの上お申し込みください! お申し込み方法は末尾にございます。

以下告知です。
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こんにちは!はかーる・さっぽろの富塚とも子です。

北海道は日本最大の食料供給地域(2022年度のカロリーベースの食料自給率は日本全体で約38%、北海道は223%)です。しかし、厳寒の地ですから、10月から5月までスーパーに出回る葉物野菜は東北・関東(いわゆる東日本16都県)産が主流となります。

東京電力福島第一原発事故直後、札幌市内のスーパーから東北・関東産の野菜が一斉に姿を消し、代わりに四国・九州・沖縄産のものが並びました。一方、札幌市の学校給食で使用される野菜の産地は、東北・関東産のままだったのです。食材の放射能検査も行われていませんでした。

札幌圏に、インターネットで情報を集め、内部被曝に危機感を強めたお母さんたちがいました。家庭の食材を見直すとともに、完全給食を実施している小学校にお弁当を持たせました。そこで、出会いが起こります。当時、たくさんの避難者さんが来道しました。多くが、子どもを守ると決意した母子避難でした。


2011年初夏、避難者さんも交えたお母さんたちは、子供の通う学校や札幌市の教育委員会と話しあいを進めます。

わが子だけが、安心なお弁当を食べればいいのでしょうか?

子どもが自分では選べない給食だからこそ、おとなが安心安全を担保すべきです。

SNSで賛同の呼びかけも始めます。
何度か話し合いの席を設けましたが、暫定基準値セシウム合算値500㏃/㎏下、「国が安全というものは安全」が札幌市の鉄板回答でした。


署名提出。女性市議会議員による代表質問での要望。500人規模の会場での給食フォーラム開催。お母さんたちと多くの市民がちからを合わせて運動を進めていきました。


2011年11月28日、上田文雄札幌市長(当時)は学校給食の食材検査を12月から行うことを定例記者会見で発表しました。ゲルマニウム半導体測定器を使用し、4㏃/㎏を超えたものは使用しない。画期的な行政判断でした。お母さんたちの熱意が実を結んだ瞬間でしたが、それだけではありません。

さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろは、この運動をきっかけに誕生しました。

行政の測定内容を評価するためには、市民が放射能の知識と測定の手段を持つ必要があると考えました。

そもそも、北海道の放射能汚染の実態はどうなっているのか?
そもそも、東日本16都県以外の食材なら安心なのか?
知りたいことは山ほどありました。

測定の結果、思いもよらない汚染の実態にも出会いました。

札幌市の学校給食の食材測定は、2024年3月をもって終了しました。12年4か月にわたる測定データから分かること、また、学校給食における食の安全についての課題についてもお伝えできたらと思います。
私、はかーるさっぽろ代表の富塚ともこ、運営委員の佐々木百合香が お話しします。

日時:2024年7月8日(月) 10時〜12時頃

参加費:無料 カンパ歓迎。
    またみんなのデータサイトの活動を支える賛助会員になっていただける方を募集しております。よろしくお願いします。

当日ご都合が合わない方も是非エントリーください。エントリーくださった方全員に、後日アーカイブ(録画)のリンクを送ります。

主催:NPO法人みんなのデータサイト
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申込方法

Peatixで申し込める方はこちらから:https://mds-11.peatix.com

メールで申し込む方はこちら:minnanods@gmail.com 宛に
件名【7月8日学習会申込】とし、
お名前、メールアドレス、ご住所(都道府県までで可)、緊急時の連絡先電話番号を添えて
お申込ください。折り返し参加用ZOOM リンクを送ります。

★当日ご都合が合わない方も是非お申し込みください。お申し込みくださった方全員に、後日アーカイブ(録画)のリンクを送ります。