2021年の3.11 市民測定の記録

JCF Teamめとば 日本チェルノブイリ連帯基金事務局スタッフ 横内香苗 

原子力震災から10年目を迎える。事務局の3階に2011年の秋に測定器が設置され見えない放射能と向き合ってきた。

高汚染の土壌の数値を見た時は現実として受け止めるしかなかった。10年経った今でもホットスポットは点在する。長野県内でも山菜キノコからは未だ基準値を超えた放射能が検出される事でも明らかだ。

測定を続けているTeamめとばのメンバーは信州大学の学生である。測定の合間に難しそうな参考書を広げている。

すぐには消えてなくならない放射能と付き合いながら生きて行く研究を若者ならではのアイデアで開発して欲しい。みんなのデータサイトの仲間ともどんどん関わって論議をして欲しい。

事故を経験した日本だからこそ出来る事があるのではないか?
材料は目の前にある。
未来の子ども達の為にも可能性を探りたい。


2021年の3.11 市民測定の記録