2021年の3.11 市民測定の記録

JCF Teamめとば 学生メンバー 岩田崚平

震災当時、私は中学1年生で愛知県にいました。愛知では強い揺れは感じられませんでしたが、先生方が慌ただしくしていたのを覚えています。

当時は事故の大きさを全く理解できておらず、毎年世界のどこかで起きている災害の一つだろう程度の認識でした。
しかし、縁があって市民測定室に参加し、自分が訪れて採取してきた土壌が高濃度に汚染されていたり、今後のエネルギー問題について考えたりする中で、原子力発電についてきちんと個人の意見を持たなくてはいけないと感じました。

僕の意見としては、新しく原発を建設するのは無し、再生可能エネルギーや新たな発電方法への開発投資をすべき、であると同時に必要な電力量の見直しも必要ということです。
クリーンなエネルギーで全てを賄うのは現段階では難しく、徐々にしか増やしていけません。であるならば、クリーンエネルギーで大部分を賄えるようになるまで、必要な電力量を減らすということも考えるべきだと感じます。



2021年の3.11 市民測定の記録